関連資料・リリース情報
「食事からのヒ素摂取量とがん罹患との関連について JPHC研究」
2013年07月05日
「食事からのヒ素摂取量とがん罹患との関連について JPHC研究」
(多目的コホート(JPHC)研究/2013年7月5日)
◆ヒ素摂取は男性喫煙者の肺がんのリスク
多目的コホート研究で、アンケート調査から食事からの総ヒ素および無機ヒ素摂取量を推定し、がんリスクとの関連を調べた。男性42,029人、女性48,349人、合計90,378人が本研究の対象になり、約11年の追跡期間中に、男性4,323人、女性2,679人、合計7,002人が何らかのがんに罹患した。
分析の結果、総ヒ素摂取量と全がんリスクとの関連は見られなかった。各部位別がんリスクについても調べたところ、肺がんリスクについて、男性では喫煙者で総ヒ素・無機ヒ素ともに肺がんリスクの上昇、非喫煙者では肺がんリスクの低下という喫煙状況により異なる関連が認められた。
(国立がん研究センター がん予防・検診研究センター 予防研究グループ)
○概要版
(多目的コホート(JPHC)研究/2013年7月5日)
掲載記事・図表の無断転用を禁じます。©2009 - 2025 SOSHINSHA All Rights Reserved.
「行政・団体の関連資料」に関する資料・リリース
- 2025年09月18日
- 令和7年度における「アルコール関連問題啓発週間」の取組
- 2025年09月09日
- 2025年度の新型コロナワクチン定期接種に関する見解
- 2025年09月04日
- 日本産業保健法学会「広報 on HP」(第31号)
- 2025年09月04日
- 日本産業保健法学会「広報 on HP」(第30号)
- 2025年09月04日
- 【報告書】仕事と生活の調和推進のための調査研究 ~キャリア形成と育児等の両立を阻害する要因に関する調査~
「行政・団体の関連資料」に関するニュース
- 2025年09月11日
- 育児中の男女間でキャリア形成への影響に大きな差 内閣府が調査報告
- 2025年09月03日
- 【厚労省】長時間労働監督指導の結果公表 違反率8割・4割超で違法残業
- 2025年08月21日
- 令和7年(1月~7月)の自殺者は11,143人 前年同期比で約10%減少(厚生労働省)
- 2025年08月20日
- 育休を「取りたい」若者は7割超 仕事と育児との両立で不安も 共に育てる社会の実現を目指す(厚生労働省)
- 2025年08月13日
- 小規模事業場と地域を支える保健師の役割―地域と職域のはざまをつなぐ支援活動の最前線―【日本看護協会「産業保健に関わる保健師等の活動実態調査」】〈後編〉