関連資料・リリース情報

令和4年「労働安全衛生調査(実態調査)」の結果

令和4年 労働安全衛生調査(実態調査) 結果の概要

 厚生労働省では、このほど、「令和4年労働安全衛生調査(実態調査)」の結果を取りまとめ公開しました。

 令和4年は事業所が行っている安全衛生管理、労働災害防止活動及びそこで働く労働者の仕事や職業生活における不安やストレス、受動喫煙等の実態について、常用労働者を 10 人以上雇用する民営事業所から無作為に抽出した約 14,000 事業所並びに当該事業所に雇用される常用労働者及び受け入れた派遣労働者から無作為に抽出した約 18,000 人を対象として調査を行っています。

【調査結果のポイント】

<メンタルヘルス対策に関する状況>事業所調査
・過去1年間にメンタルヘルス不調により、連続1か月以上休業した労働者がいた事業所の割合は 10.6%(令和3年調査 8.8%)、退職した労働者がいた事業所の割合は 5.9%(同 4.1%)
・メンタルヘルス対策に取り組んでいる事業所の割合は、労働者数 50 人以上の事業所で 91.1%(令和3年調査 94.4%)、労働者数 30~49 人の事業所で 73.1%(同 70.7%)、労働者数 10~29 人の事業所で 55.7%(同 49.6%)

<化学物質のばく露防止対策への取組状況>事業所調査
・労働安全衛生法第 57 条の化学物質には該当しないが、危険有害性がある化学物質を製造又は譲渡・提供できる事業所のうち、すべての製品の容器・包装にGHSラベルを表示している事業所の割合は 80.9%
・労働安全衛生法第 57 条の2の化学物質には該当しないが、危険有害性がある化学物質を製造又は譲渡・提供している事業所のうち、すべての製品に安全データシート(SDS)を交付している事業所の割合は 54.9%

<仕事や職業生活に関する強いストレス>個人調査
・現在の仕事や職業生活に強い不安、悩み、ストレスとなっていると感じる事柄がある労働者のうち、その内容は「仕事の量」が 36.3%(同 43.2%)と最も多い

(厚生労働省/2023年 8月 4日)

[保健指導リソースガイド編集部]

「産業保健」に関する資料・リリース

2024年10月22日
【動画】ICTの発展と労働時間政策の課題─『つながらない権利』を手がかりに─
2024年10月17日
令和4年度「被保険者のメンタル系疾患の受診動向等に関する調査」
2024年10月15日
【中間とりまとめ案】ストレスチェック制度等のメンタルヘルス対策に関する検討会
2024年10月08日
【インフォグラフ】時間外労働が長いほど、高血圧と関連する脳深部での脳出血が多く生じていた
2024年10月03日
多要素プログラムによりリモート労働者の身体活動が促進される

「産業保健」に関するニュース

2024年10月21日
健康経営が従業員のメンタルヘルスを改善 睡眠や運動を改善すると欠勤や離職は減少 健康支援プログラムが必要 順天堂大学など
2024年10月21日
健診で脂質異常を指摘されても医療機関を受診しない人の特徴は? ふだん医療機関と接点がない人が未受診の可能性 筑波大学
2024年10月21日
通勤時のウォーキングが肥満や高血圧のリスクを減少 「アクティブ通勤」は運動不足の人に大きなプラス効果
2024年10月15日
スマホをいじる時間を1時間減らすだけでメンタルヘルスは改善 仕事への満足度も向上 スマホ依存は孤独や不安を高める?
2024年10月15日
テレワークは運動不足になりやすい テレワーク労働者の⾝体活動を促進するプログラムを実施 運動量が増加
アルコールと保健指導
無料 メールマガジン 保健指導の最新情報を毎週配信
(木曜日・登録者11,000名)
登録者の内訳(職種)
  • 産業医 3%
  • 保健師 46%
  • 看護師 10%
  • 管理栄養士・栄養士 19%
  • その他 22%
登録はこちら

ページのトップへ戻る トップページへ ▶