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【産保PC第8回(2018年度 第4回)レポート】特別編 健康経営の視点での産業保健活動~多職種連携の強化を目指す~
2019年02月26日
2018年度最後の回は特別企画で締めくくり
今回の産業保健プロフェッショナルカンファレンス(以下、産保PC)は、発足から2年目である2018年度最後の回ということで、特別編を企画。若手産業保健師の活動に欠かせない「健康経営の視点」を主題とし、通常の産保PCよりも難易度の少し高い内容となりました。テーマは、「健康経営の視点での産業保健活動~多職種連携の強化を目指す~」です。
講師は、亀ヶ谷律子さん(HSプランニング代表、保健師)と、村田陽子さん(有)ビーイングサポート・マナ代表、保健師)。カンファレンスの前半は亀ヶ谷保健師による講義「健康経営の中での保健師の役割の理解」、後半は村田保健師の演習「健康経営の視点での日々の産業保健活動」の2部構成で行われました。
前半は座学、後半はアクティビティやグループディスカッションが中心で、参加者の集中力を途切れさせないメリハリのある展開となっています。
また、カンファレンス後には懇親会(希望者のみ参加)も開催。気軽に飲食をしながら仲間づくりの場として活用いただき、若手産業保健師同士の会話に花が咲きました。
ほどよい緊張感のあるカンファレンス会場。参加者の皆さんの学びへの前向きな姿勢が印象的です。
開催レポート全文は、「産業保健プロフェッショナルカンファレンス」をご覧ください ▶
【産業保健プロフェッショナルカンファレンスについて】
産業保健プロフェッショナルカンファレンスは、若手の産業保健師が将来へ向けキャリアアップするために必要な知識や考え方、技術を習得できる場を提供するプロジェクトです。保健指導リソースガイドとウェルネス・コミュニケーションズ(株)が協力し、発足させました。年4~5回の参加型イベントの開催とWEBによる情報発信、業務に役立つ資料・ツール提供など、年間を通じて産業保健師の「スキルアップ、キャリア形成、ネットワーク」をサポートしていきます。 産業保健プロフェッショナルカンファレンス ▶
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