オピニオン/保健指導あれこれ
産業保健
産業保健分野の保健指導の実践者と法
日本産業保健法学会
いま産業保健の現場を悩ませているのは、主にメンタルヘルス不調+生活習慣病などの働き方・生き方に深く関わる課題です。
こうした課題の解決は、個々の専門分野のみでは難しく、現場、個人と組織を見据えた学際的な対応が求められます。
そして産業保健分野では、主に下記の理由から「法」が重要な意味を持ちます。
①法が領域をリードしている(法が産業保健業務の標準を提供している)こと
②法的紛争が起きやすいこと
しかし、ただ「法」に使われていては、現場問題の解決は果たされません。「法」の専門性を高め、積極的に使う技術と発想を磨く必要があります。更には、「法」の創造まで歩みを進め、納得いく職業生活を送る人々を1人でも増やすことが、「日本産業保健法学会」の取組の最終目的です。
プロフィール
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日本産業保健法学会「日本産業保健法学会」は、2020年11月1日に発足しました。 2021年から3回にわたり、学会設立までの経過や学会発足の必要性、産業保健分野の専門職だけでなく企業の担当者、弁護士等の対応が求められること、そして今後の学会の役割等についてご紹介したいと思います。 皆様のご活動にどうぞお役立て下さい。 ■日本産業保健法学会 広報委員会 委員長:森 晃爾 副委員長:田中克俊、小島健一 主管:井上洋一、梶原隆芳 >>日本産業保健法学会
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