No.1 自分が変われば活動が変わる ~地域看護専門看護師の資格取得ビフォーアフター~
解決困難なことに遭遇しても、すぐに諦めません。こういうものだ、こういうはずだ、という自らの思い込みから離れ、多様な角度から事象を考えるようになりました。 (2)課題、支援目的や支援目標の明確化についての思考の定着
何が課題なのか、どうすればその課題の解決を図ることが出来るのか、その目標は、そしてその評価は、 ということを考えるトレーニングを繰り返し行ってきたことで、本当に必要な支援を考える習慣が身につき、これまでの事業ありきではない実践ができるようになりました。 (3)言語化の重要性についての認識向上
これまで漠然と実践してきたことを、他の人に分かってもらえるように実践を言語化する意識ができました。そうすると、保健師の実践の根拠や姿勢、技術など多くの実践がきちんと言語化されていない現実に驚きます。
保健師というのは、多くのそして高度な技術を駆使して実践しているのに、他の領域の人にはなかなか理解されていません。保健師活動の理解を促進するためには、保健師の実践知を言語化する努力が必要だと感じるようになりました。 (4)課題や活動についての分析力の向上
実践を行う根拠となる課題の特定、そしてその課題解決のための方法や結果については、深く分析することが必要です。その分析に必要な情報を収集し、選択できる力も向上したと感じています。感覚で捉えるのではなく分析を行い、その活動の根拠を捉えている自分を感じています。 (5)資源の認識向上
分析を深めていくと、今まで見過ごしてきた多くのことに気づきます。
例えば、よく顔を合わせる住民が、地域の健康情報を効果的に発信できるキーパーソンであったり、既存の住民の集まりが地域を動かす原動力になったり、目的を達成するための資源はたくさん存在すること、実は、身の回りには資源と認識できていない宝がまだまだあるのだと感じています。活用の方法で、ただの石が宝石のように光を放つこともあるのだということも感じています。
保健師が、健康施策の側面から住民が輝く機会を創ることの出来るプランナーになれると気づいたら、宝探しのように地域を見る視点が生まれ楽しくなってきました。 (6)個人の保健師活動だけでなく保健師活動全体を俯瞰する視野の拡大
地域看護専門看護師は、直接的な介入だけでなく、保健医療福祉分野などの専門職の支援を行う役割が求められているため、保健師活動を広域に視ることが出来るようになりました。そして、現状だけでなく将来的な見通しといった視点も持てるようになりました。
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資格認定制度について(日本看護協会)
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