オピニオン/保健指導あれこれ
公衆衛生医、骨折で入院しました
No.3 医療費はいくら? 細分化される診療報酬支払制度
公衆衛生医
2016年11月21日
不意の怪我 医療費はいくらだったか

70歳以上の自己負担限度額(月額)
対象者は収入により4区分(現役並み所得者、一般、低所得者2、同1)に別れ、後期高齢者医療の被保険者は所帯単位で算出することとし私の区分は現役並み所得者で次により算出することとします。
算出式 80,100円+(医療費―267,000円)×1%
さて、入院料(室料以外)は2病院74日間の合計106,766(点)です。1日平均約2万円弱になりました。この中には、医療安全対策、感染防止対策、患者サポート対策、回復期リハビリ病棟、休日リハビリ充実加算、3級地域加算が含まれていました。医学管理料には肺血栓塞栓症予防管理、地域連携診療計画管理の費用です。DPC包括管理料に至ってはこれ以上説明がありません。
私自身はおおよその想像はつく診療行為ではありますが、こうした個々の行為に細分化される診療報酬支払制度は驚きでありました。
「公衆衛生医、骨折で入院しました」もくじ
掲載記事・図表の無断転用を禁じます。©2009 - 2025 SOSHINSHA All Rights Reserved.
「地域保健」に関するニュース
- 2025年02月10日
- 緑茶やコーヒーを飲む習慣は認知症リスクの低下と関連 朝にコーヒーを飲むと心血管疾患リスクも低下
- 2025年02月10日
- [高血圧・肥満・喫煙・糖尿病]は日本人の寿命を縮める要因 4つがあると健康寿命が10年短縮
- 2025年02月10日
- タバコを1本吸うごとに寿命は20分短縮 若い世代はタバコ規制を歓迎 「タバコ広告も禁止すべき」
- 2025年02月04日
- ラジオ体操などにより要介護や認知症のリスクが低下が低下 高齢化社会の健康施策に体操を活用
- 2025年02月03日
- 良い睡眠は肥満や高血圧のリスクを減らす 日本人の睡眠は足りていない 3つの方法で改善