関連資料・リリース情報
「個人の予防・健康づくりに向けたインセンティブにかかるガイドライン」
2016年05月18日
「個人の予防・健康づくりに向けたインセンティブを提供する取組に係るガイドラインについて」
(厚生労働省/2016年5月18日)
厚生労働省は、個人の予防・健康づくりに向けたインセンティブを提供する取組に係るガイドラインを取りまとめ公表した。
○主なポイント
1. 個人への分かりやすい情報提供
・ICT等も活用しながら、分かりやすく健診結果を提供し、健康に対する問題意識を喚起することが重要(グラフの活用・検査値の意味の説明等)
2. 個人へのインセンティブの評価・提供方法等
・本人の疾病リスクではなく、予防・健康づくりの積極的な取組を重視して評価することが必要 (健康教室への参加、ウォーキングの取組、体重や食事内容の継続的な記録等)
※必要な医療を受けるべき者が受診を抑制し、重症化を招くことがないよう、単に医療機関を受診していないことを評価することは慎む必要
・インセンティブの報酬の内容を個人の価値観に合わせて、魅力的なものとすることが必要 (健康グッズ、社会的な表彰、商品券等)
※金銭的な価値が高すぎる報酬の付与(現金給付等)は、報酬を得ることのみが目的化しやすく、慎重に考えることが必要
3. 取組を広げるための推進方策
・口コミの誘発による参加者の増加や、民間企業を活用した事の事例の紹介
例)「市政だより」といった広報誌のみの広告から、商店街ののぼり旗やバスの車内広告等の媒体を活用し、口コミを誘発した事例
例)健康づくりを行うとポイントがたまり、協力店舗からお得なサービス(洗車半額・マッサージの割引き等)が受けられる事例
(厚生労働省/2016年5月18日)
掲載記事・図表の無断転用を禁じます。©2009 - 2025 SOSHINSHA All Rights Reserved.
「産業保健」に関する資料・リリース
- 2025年02月19日
- 令和5年度 特定健診・特定保健指導の実施状況【速報版】
- 2025年02月17日
- 【全国生活習慣病予防月間2025】Web講演会「からだにやさしいお酒のたしなみ方」
- 2025年02月13日
- 令和6年度「女性の健康週間」~シンポジウムを開催~
- 2025年02月06日
- 高血圧、肥満、喫煙、糖尿病の影響で健康寿命が10年短縮! ~日本人を対象とした20年の追跡データから明らかになった健康リスク~
- 2025年02月06日
- 自覚している睡眠時間や睡眠の質は「当てにならない」
「産業保健」に関するニュース
- 2025年02月17日
- 働く中高年世代の全年齢でBMIが増加 日本でも肥満者は今後も増加 協会けんぽの815万人のデータを解析
- 2025年02月17日
- 肥満やメタボの人に「不規則な生活」はなぜNG? 概日リズムが乱れて食べすぎに 太陽光を浴びて体内時計をリセット
- 2025年02月17日
- 中年期にウォーキングなどの運動を習慣にして認知症を予防 運動を50歳前にはじめると脳の健康を高められる
- 2025年02月17日
- 高齢になっても働き続けるのは心身の健康に良いと多くの人が実感 高齢者のウェルビーイングを高める施策
- 2025年02月12日
- 肥満・メタボの割合が高いのは「建設業」 業態で健康状態に大きな差が 健保連「業態別にみた健康状態の調査分析」より