関連資料・リリース情報
地域保健における保健所に求められる役割の明確化に向けた研究
2023年06月29日
研究趣旨
研究代表者 尾島俊之(浜松医科大学医学部健康社会医学講座教授)
保健所の業務の現状と課題を整理し、今後の地域保健対策への提言を行い、「地域保健対策の推進に関する基本的な指針」及び「地域健康危機管理ガイドライン」の見直しに資することを目的とした。全国の保健所へのアンケート調査、フォーカスグループディスカッション、文献的調査、既存データの分析、研究班会議による検討を行った。
その結果、保健所の健康格差縮小、ソーシャルキャピタル醸成、他機関との連携、人材確保と資質向上、平常時の情報発信から危機発生時に至るリスクコミュニケーション等の重要性が示された。また、保健所の裁量で使用できる予算や行政内の連携、健康危機のマニュアルやBCPの整備や庁舎等のハード面の整備、コロナ禍での医療・介護体制の構築、地域包括ケアシステムの基盤となる地域支援事業、精神保健福祉活動の課題等が示された。海外における公衆衛生活動の質向上に向けた取り組みが収集された。また、地域健康危機管理ガイドラインの改定に向けてのポイントが整理された。
これらの検討を踏まえて、保健所の組織体制、施設・物資、PDCAサイクルや標準化等の業務戦略、関係機関や住民との連携、情報活用・調査研究、人材確保・資質育成を柱とした今後の地域保健対策への提言をまとめた。
参考情報
全国保健所長会(全国保健所長会/2023年 6月21日)
掲載記事・図表の無断転用を禁じます。©2009 - 2025 SOSHINSHA All Rights Reserved.
「地域保健」に関する資料・リリース
- 2025年03月27日
- 令和5年国民健康・栄養調査報告
- 2025年03月27日
- 令和5年(2023)人口動態統計(報告書)
- 2025年03月27日
- 令和5年度地域保健・健康増進事業報告の概況
- 2025年03月17日
- 令和6年度「健康に関する世論調査」結果
- 2025年03月03日
- 3月は「自殺対策強化月間」です
「地域保健」に関するニュース
- 2025年04月01日
- 日本人の平均寿命と健康寿命の差は拡大 健康格差が拡大 肥満や認知症のリスクも深刻 30年間の健康傾向を分析
- 2025年04月01日
- 「塩のとりすぎ」で肥満リスクも上昇 塩分をコントロールする2つの効果的な方法
- 2025年03月31日
- 1日に1万歩のウォーキングが肥満・メタボのリスクを減少 歩数をどれだけ増やすと効果を期待できる?
- 2025年03月31日
- ゆっくり食べると肥満・メタボのリスクが減る 保健指導にも活用できるゆっくり食べるのを習慣化する方法
- 2025年03月24日
- 肥満は認知症リスクも高める 食事と運動で脳の老化に対策 中年期の保健指導は効果が高い