関連資料・リリース情報
データで見る!健康経営の効果とメンタルヘルス対策について
2023年07月31日
協会けんぽ広島支部では、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、健康の保持・増進につながる取組みを戦略的に実践する「健康経営」を推進しています。健康経営の取組課題として、心の健康を崩すことが原因で長期欠勤や労働生産性の低下を招くことも多く、「メンタルヘルス対策」は企業にとって重要課題になっています。
●令和3年度中に退職等を事由に健康保険を資格喪失された方のうち、メンタル系疾患の方は支部平均で13.5%でした。男性・女性ともに40~59歳の割合が高い傾向です。メンタル系疾患の発症により退職されているケースが伺えます。
●退職等の事由で健康保険を資格喪失された方の割合は、15歳~29歳が高い一方で40~59歳の割合が低い年代であることから、退職を防ぐためにメンタルヘルス対策が重要性が分かります。
このたび広島支部では、メンタルヘルスの状況について、広島支部加入者の健診データ・レセプトデータ・傷病手当金受給データ及び事業所アンケートを活用し、多角的に分析し結果を公開しました。
【事業所実態調査の結果概要】
●令和3年度被保険者(年度末時点の現存者)のうち、7.7% (約13人に1人)の方がメンタル系疾患で医療機関に受診されています。男性と比較して女性の割合が高く、年齢階層が上がるにつれて、該当者の割合が徐々に増加しています。●令和3年度中に退職等を事由に健康保険を資格喪失された方のうち、メンタル系疾患の方は支部平均で13.5%でした。男性・女性ともに40~59歳の割合が高い傾向です。メンタル系疾患の発症により退職されているケースが伺えます。
●退職等の事由で健康保険を資格喪失された方の割合は、15歳~29歳が高い一方で40~59歳の割合が低い年代であることから、退職を防ぐためにメンタルヘルス対策が重要性が分かります。
(全国健康保険協会 広島支部/2023年 7月27日)
掲載記事・図表の無断転用を禁じます。©2009 - 2024 SOSHINSHA All Rights Reserved.
「調査・統計」に関する資料・リリース
- 2024年10月28日
- 心の健康に着目した日本国民の健康余命を調査
- 2024年10月17日
- 令和4年度「被保険者のメンタル系疾患の受診動向等に関する調査」
- 2024年10月08日
- 【インフォグラフ】時間外労働が長いほど、高血圧と関連する脳深部での脳出血が多く生じていた
- 2024年10月03日
- 令和6年度 保健師活動領域調査(領域調査)の結果について
- 2024年10月03日
- 多要素プログラムによりリモート労働者の身体活動が促進される
「調査・統計」に関するニュース
- 2024年10月28日
- 脳卒中の脅威が世界中で拡大 脳卒中の新規発症は30年間で70%増【予防のための8項目 80%は予防が可能】
- 2024年10月28日
- 大腸がん検査は40代から受けると効果が大きい 大腸がん検診は死亡リスクを大幅に減少 検査を受けることが大切
- 2024年10月28日
- 子供の肥満が世界で増加 過去30年で2倍に増えパンデミックに 子供たちと家族の健康な未来に向けた取り組みが必要
- 2024年10月28日
- 「妊娠糖尿病」が増加 食事と運動に取り組めば予防・改善できる どの女性にもリスクが
- 2024年10月24日
- 「産業保健サービスを従業員50人未満の小規模事業場へ提供するために」 日本産業衛生学会提言