関連資料・リリース情報

第97回日本産業衛生学会報告:「働く人々の疲労リスク管理を考える:新版疲労蓄積度自己診断チェックリストの活用と展開」

第97回日本産業衛生学会報告:
「働く人々の疲労リスク管理を考える:新版疲労蓄積度自己診断チェックリストの活用と展開」

 第97回日本産業衛生学会において開催されたシンポジウム「働く人々の疲労リスク管理を考える:新版疲労蓄積度自己診断チェックリストの活用と展開」のレポートが、過労死等防止調査研究センター(RECORDs)ウェブサイトで公開されています。

 本シンポジウムでは、これまで広く過重労働面談において活用されてきた疲労蓄積度自己診断チェックリストが2023年に改定されたことを受けて、その改定に携わった委員が中心になり、新版の疲労蓄積度自己診断チェックリストの開発経緯や現状、企業での活用事例や今後の課題について発表が行われました。
 その際、研究者、産業医、保健師、若手の産業医といった異なる立場の演者から「今後、職場で疲労リスク管理を今以上に推進していくには?」という共通の問いに答えて総合討論を行うというスタイルで、会場の参加者も含めて活発な議論が行われました。

シンポジウム
「働く人々の疲労リスク管理を考える:新版疲労蓄積度自己診断チェックリストの活用と展開」

【座 長】

  • 下光輝一(公益財団法人健康・体力づくり事業財団)
  • 堤 明純(北里大学医学部公衆衛生学単位)

【演 者】

  • ■新版疲労蓄積度自己診断チェックリストの開発経緯と今後の展望:研究者の立場から
    久保智英(労働安全衛生総合研究所過労死等防止調査研究センター)
  • ■新版疲労蓄積度自己診断チェックリスト~過重労働面接での活用と今後の展望~:産業医の立場から
    佐藤裕司(富士通株式会社健康推進本部健康事業推進統括部 )
  • ■働く人の疲労リスク管理を考える:新版疲労蓄積度チェックリストの活用と展望~保健師の立場から~
    矢内美雪(キヤノン株式会社 安全衛生部)
  • ■疲労蓄積度自己診断チェックリストの活用状況と現場から見た課題:若手産業医の立場から
    田中里穂(ダイハツ工業株式会社 安全健康推進室 )

【指定発言】

  • 堀江正知(産業医科大学 産業生態科学研究所 産業保健管理学)

参考情報

過労死等防止調査研究センター(RECORDs)

(過労死等防止調査研究センター/2024年 7月 4日)

[保健指導リソースガイド編集部]

「産業保健」に関する資料・リリース

2024年12月09日
【動画】「令和6年版 労働経済の分析」を公開
2024年12月09日
【ガイドブック】両立支援「不妊治療と仕事 両立できていますか?」を公開
2024年12月06日
「第13回 健康寿命をのばそう!アワード」
2024年12月04日
知れば安心 知れば納得(第2集)-メンタルヘルス特集+労基の話-
2024年12月02日
【インフォグラフ】勤務間インターバルが長くても、仕事のメールの頻度が多いと疲労回復ができない!?

「産業保健」に関するニュース

2024年12月09日
肥満とフレイルのある高齢者は死亡リスクが高い 「痩せすぎず太りすぎず」が大切 日本の高齢者1万人超を調査
2024年12月09日
年末年始の健康管理は失敗しやすい? 8割の人は「もっと健康になりたい」が新年の抱負 日本など11ヵ国を調査
2024年12月09日
わずか4分間の運動が女性の健康リスクを半分に減少 日本の女性は運動不足 9割以上が運動不足を実感
2024年12月09日
自然とのふれあいが肥満や糖尿病を改善 日本の里山の魅力を再発見 緑の豊かな環境は心身の健康を促進
2024年12月06日
働く女性は年々増加している 一方で賃金格差など解決が求められる課題も-令和5年版「働く女性の実情」より
アルコールと保健指導
無料 メールマガジン 保健指導の最新情報を毎週配信
(木曜日・登録者11,000名)
登録者の内訳(職種)
  • 産業医 3%
  • 保健師 46%
  • 看護師 10%
  • 管理栄養士・栄養士 19%
  • その他 22%
登録はこちら

ページのトップへ戻る トップページへ ▶