【インフォグラフ】看護師のセルフモニタリング能力は交替制勤務の影響を受ける
この研究から分かった事
- 交替制勤務で働く看護師のセルフモニタリング能力は、特に夜勤時に低下していました
- 実際の能力低下は無かったにも関わらず、自己の能力に対する認識が夜勤時に低下していました
- 正確なセルフモニタリングは医療現場の安全と健康にとって重要なため、負担の少ないシフト勤務の重要性が示されました
研究の目的
現代日本の医療サービスは、夜勤・交替制勤務者の方々によって24時間体制で提供されており、多くの人がその恩恵を受けています。一方で、シフトワークは日ごとの勤務時間帯が変わっていくため、体内時計に抗って働くシフトワーカーでは認知能力低下や健康上の問題が生じやすいという課題があります。
特に、自身のパフォーマンス変化を自覚する能力であるセルフモニタリング能力は、医療従事者本人だけでなく患者の健康と安全を守るうえでもとても大切な認知機能の一つです。これまでにも夜勤や睡眠不足がセルフモニタリング能力に与える影響は実験などを通して検証されてきましたが、実際の勤務者を対象に夜勤・交替制勤務がセルフモニタリング能力に与える影響を調べた研究はありませんでした。
そこでこの研究では、交替制勤務に実際に従事している看護師を対象に、交替制勤務とセルフモニタリング能力の関連について明らかにすることを目的に現場調査を行いました。
RECORDsのインフォグラフ
過労死等防止調査研究センター(RECORDs)では、ウェブサイト上でこの他にもさまざまなインフォグラフ(労働者の座位時間をWLAQで評価した疫学調査、勤務時間外の仕事の連絡を最小限にすることが労働者の健康のために望まれる など)を紹介しています。
詳細は「こちらのページ(RECORDsの研究成果)」からご確認ください。
参考情報
(過労死等防止調査研究センター/2024年 8月19日)
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