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「医療安全推進のための標準テキスト」を公表 [日本看護協会]

2013年11月12日

　日本看護協会は、医療や看護を安全に提供するために必要な基本的考え方および具体的な取り組みや、医療事故発生後の対応等を示した「医療安全推進のための標準テキスト」を作成し公表した。

　「医療安全推進のための標準テキスト」は、日本看護協会がこれまで公表してきた2つのガイドライン（「組織で取り組む医療事故防止（1999年）」「医療事項発生時の対応（2002年）」）をベースにし、これまでの動きを踏まえ医療安全に関わる法制度や教育など内容を新たに追加している。

　同テキストは、日本看護協会のホームページで公開するとともに、全国の医療機関（約8,500施設）や関係団体に配布するとしている。

■「医療安全推進のための標準テキスト」の概要

【目的】
1）医療や看護の安全を確保するための基本的な考え方を示し、看護職が従事する組織の取り組みや、看護実践の安全性向上に寄与する。
2）医療安全管理を推進する取り組み項目とPDCAサイクルをまわすポイントを示し、医療事故を未然に防止する。
3）医療事故発生後の対応の具体的な取り組みのポイントや、患者や家族へのサポートを示し、医療事故発生に関わった組織や個人が再起する手立てとする。

【対象】
看護管理者をはじめとする看護職の医療安全管理者や医療安全推進者、看護教育者

【構成】
第1章テキストの基本的な考え方と活用方法
第2章医療安全推進のための基本的な考え方
第3章医療安全推進のための取り組み
第4章医療事故発生時の対応
第5章教育

「医療安全推進のための標準テキスト」（PDF）

看護実践情報：医療安全情報（日本看護協会）
日本看護協会

［保健指導リソースガイド編集部］

日本医療・健康情報研究所