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認知症を簡単に早期発見 自分でできる認知症の気づきチェックリスト
2014年06月05日

東京都は、高齢者本人や家族などが簡単に認知症を早期発見できるようQ&A方式の「自分でできる認知症の気づきチェックリスト」を発表した。区市町村や医師会、医療機関などで配布している。
10項目の質問に回答すれば認知症リスクが分かる
チェックリストは東京都健康長寿医療センターの監修により、医師・看護師による専門的な訪問調査をふまえて作成したもので、本人や家族など身近な方が、認知機能や生活機能の低下の有無を簡便に確認できる。
「5分前に聞いた話を思い出せないことがあるか」、「バスや電車、自家用車などを使って一人で外出できますか」など10項目の質問に対し、それぞれ頻度や能力を4段階の中から選ぶ。レベルに応じて1~4点が加算され、20点以上の場合は「認知機能や社会生活に支障が出ている可能性がある」として、地域の相談機関や医療機関へ相談することを推奨している。
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