ニュース
脈拍数を活用した運動療法を動画で学習 糖尿病3分間ラーニング
2015年04月08日
保健指導対象者の方、糖尿病予備群の方、糖尿病患者さんが動画で糖尿病を学べる「糖尿病3分間ラーニング」は、新たに「脈拍数を活用した糖尿病の運動療法」を公開しました。今回から3回にわたり、運動療法を効果的に行うための知識を学習していきます。
糖尿病3分間ラーニングへ
運動療法を安全に効果的に行うためには、一人ひとりに合った運動強度を知ることが重要になります。強度が弱過ぎると効果が得られず、糖尿病の改善につながりません。一方、強度が強過ぎる運動では、心臓に負荷がかかるため、運動中に息が上がって足が止まってしまい、運動を続けることができなくなったり、突然死を招くといったリスクも高くなります。コツコツと運動療法を行っていても、患者さん個人個人に適した方法で行わなければ、さまざまな弊害が生じくるのです。
この運動強度を知るための指標のひとつとして、脈拍数が用いられています。手軽に計測できる脈拍数を運動療法に取り入れ、患者さん一人ひとりに適した運動強度を活用することによって、血糖値を上手にコントロールする一助となります。
糖尿病3分間ラーニングでは、今回から3回にわたり、効果的に運動療法を行うための動画を公開していきます。その第一弾「3-6-A. 脈拍数を活用した運動療法」では、運動強度の意味、脈拍数を活用することで得られる効果、運動療法を行う上での注意点など、基礎的な知識を学ぶことができます。糖尿病3分間ラーニングは、スマートフォン、タブレット端末、PCから、いつでもどこでも無料で視聴できます。健診後の事後指導や保健指導で説明された内容を十分に理解できなかった保健指導対象者の方、糖尿病予備群の方のサポートツール、また、健康教室や糖尿病教室の導入コンテンツとして、その他、様々な糖尿病療養の様々なシーンでご活用いただけます。
新着動画
おすすめ動画
医療機関や健診・保健指導機関でのご活用はフリーです。企業活動でのご利用は「糖尿病ネットワーク編集部」までお問い合せください。
掲載記事・図表の無断転用を禁じます。©2009 - 2025 SOSHINSHA All Rights Reserved.


「運動」に関するニュース
- 2025年07月28日
- 日本の「インターバル速歩」が世界で話題に 早歩きとゆっくり歩きを交互に メンタルヘルスも改善
- 2025年07月28日
- 肥満と糖尿病への積極的な対策を呼びかけ 中国の成人男性の半数が肥満・過体重 体重を減らしてリスク軽減
- 2025年07月28日
- 1日7000歩のウォーキングが肥満・がん・認知症・うつ病のリスクを大幅減少 完璧じゃなくて良い理由
- 2025年07月18日
- 日本人労働者の3人に1人が仕事に影響する健康問題を経験 腰痛やメンタルヘルスなどが要因 働きながら生産性低下を防ぐ対策が必要
- 2025年07月18日
- 「サルコペニア」のリスクは40代から上昇 4つの方法で予防・改善 筋肉の減少を簡単に知る方法も
- 2025年07月14日
- 暑い夏の運動は涼しい夕方や夜に ウォーキングなどの運動を夜に行うと睡眠の質は低下?
- 2025年07月07日
- 日本の働く人のメンタルヘルス不調による経済的な損失は年間7.6兆円に 企業や行政による働く人への健康支援が必要
- 2025年07月07日
- 子供や若者の生活習慣行動とウェルビーイングの関連を調査 小学校の独自の取り組みを通じた共同研究を開始 立教大学と東京都昭島市
- 2025年07月01日
- 生活改善により糖尿病予備群から脱出 就労世代の1~2割が予備群 未病の段階から取り組むことが大切 日本の企業で働く1万人超を調査
- 2025年07月01日
- 東京糖尿病療養指導士(東京CDE) 2025年度申込を受付中 多職種連携のキーパーソンとして大きく期待される認定資格