オピニオン/保健指導あれこれ
健診機関での保健師活動 ~活動の場面が違っても保健師活動の基本は同じ~
No.1 改めて「保健師活動とは」
(公財)神奈川県予防医学協会 健康創造室 相談課
2014年09月03日
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「保健師は、常に、人々とともに疾病を予防し、人々が主体的に健康な生活ができるように支援してきた。特に、貧困層が生活する地区には重点的に予防活動を行い(1)、さらに、健康な人も病気や障害を抱えた人もすべて、「人として生きること・健康であること」が保証されるように、社会保障システムが整った地域を創造し(2)、生涯を通した人々の健康と幸福が実現することを使命としてきた。社会が予防的な看護を必要とし、地区や集団の疾病予防と健康管理の専門家として保健師が誕生したのである。」
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本来予防的な機能をもつもので、職場での安全かつ健康的な作業環境の確立と維持および労働者の健康を考慮して、その能力に作業を適合させることについて、使用者、労働者及び労働者代表に助言責任を持つ機関のことである。組織主体としては企業や企業団体、公の機関あるいは社会保障団体などがありうる。*2 引用文献:
*1 新版 保健師業務要覧 第2版、社団法人日本看護協会保健師職能委員会監修、佐々木峰子ら編、2008年10月20日、新版第2版第1刷、p2-3
*2 「国際安全衛生センター安全衛生に関するILO条約及びその概要 労働衛生機関、1985年第161号条約」より
https://www.jniosh.go.jp/icpro/jicosh-old/japanese/kikan/ilo/basic/standard/161.html(2014年4月17日)
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