オピニオン/保健指導あれこれ
企業で働く保健師のキャリアプランを考える ~攻めの保健師養成を目指して~
No.2 攻めの保健師 サラリーマン編
保健師(株式会社オフィス・アニバーサリー 、産業医事務所)
2018年10月15日
自分がサラリーマンになってみた
サラリーマンとして働いた一番の感想は?
楽しくも辛いサラリーマン生活
課題や目的が上司・同僚と共有されないまま、溢れる業務を指示されたままに、ただひたすらにこなすことや、上司や経営陣への忖度、決まらない長時間の会議等、サラリーマンとして働く厳しさを身に染みて体感しました。マネジメントを実践しようと、会議ファシリテーションも率先して取り組みましたが、役員から呼び出され「余計なことはしないように」と指導されたこともあります。 また、特に店舗においては、人出不足の課題から非常に厳しい労働状況でもありました。 当時の上司であった常務とは、そんな社内の状況について危機意識を共にし、社内改革にも挑みました。ちょうど世間的にも過労死自殺の報道があった事もあり、特に残業時間の課題については、労働時間管理の徹底や作業の見直し等が進み、一部解消することができました。 そんな、楽しくも辛いサラリーマン生活でしたが、また転機が来ました。病気や死が身近に感じ「当事者」に! 自分の有限である時間を使うなら、関心期・準備期の会社にまずは注力したい!
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