オピニオン/保健指導あれこれ
企業で働く保健師のキャリアプランを考える ~攻めの保健師養成を目指して~
攻めの保健師 プロローグ
保健師(株式会社オフィス・アニバーサリー 、産業医事務所)
2018年08月02日
総合職を経て、産業保健師業に戻って感じた危機「これは、マズイ・・・産業保健師が、いつなくなっても、おかしくない」
私は、中小企業の産業保健師の業務と並行して、ビジネスマンを対象にマネジメントやリーダーシップについて教育する人材育成・組織開発の仕事をしています。 産業保健師と、人材育成・組織開発の両方を兼業することは、珍しいですよね? はい、自分でも、そう思います。 もちろん、看護学校を卒業した時には、講師をするなんて予想もしていませんでした。今のような働き方に至るまでに、20年の楽しくも辛い毎日でした。諸先輩からは、「まだまだ」と叱られてしまいそうですが、私の職業人生を大きく4つに分けてみました。
ファーストステージ
「毎日ドキドキ 大学病院で、看護師時代」
セカンドステージ
「色々やってみたけど、自分の限界を知る 大手小売業で産業保健師時代」
サードステージ
「サラリーマンとして、もまれまくる 製造小売業の総合職時代」
ファイナル(?)ステージ
「新たな自分に挑戦 産業保健師と人材育成・組織開発の道へ」
これらの経歴は、オピニオンの中でこれから3回に渡ってご紹介しますが、まず、総合職を経て、久々の産業保健師業に戻ってみて思ったのは、
「これは、マズイ・・・産業保健師が、いつなくなっても、おかしくない」
この一言に尽きます。
危惧が確信へ…
産業保健師はマネジメントやリーダーシップができている?
キャリアや自身の価値を見直すきっかけにしてほしい
「企業で働く保健師のキャリアプランを考える ~攻めの保健師養成を目指して~」もくじ
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