オピニオン/保健指導あれこれ
スキルアップ

「ナッジ」を応用した健康づくり 誰もが健康になる社会を目指して

帝京大学大学院公衆衛生学研究科
杉本九実

 保健活動において、対象者の行動変容を支援することは容易ではありません。近年、行動変容をそっと後押しする手法としてナッジ(Nudge)が注目されています。いわゆる健康無関心層にも積極的にアプローチする“新たな手法”として大きな期待があり、現場の専門職においても、ナッジを活用することが求められつつあります。

 本連載では、ナッジの基本をはじめ、健康づくりの要である食生活、運動、健診・保健指導、喫煙対策にナッジをどう応用するか、そのヒントを4回にわたって各研究者より紹介します。ナッジが、職域や地域で健康づくりに携わる専門職の皆さんの、ひとつのスキルとして役立つことを願っています。

プロフィール

  • 杉本九実
  • 杉本九実
    帝京大学大学院公衆衛生学研究科

    帝京大学医療技術学部看護学科 非常勤講師
    帝京大学大学院公衆衛生学研究科 博士後期課程
    株式会社PONO 代表取締役
    保健師、看護師、第一種衛生管理者、公衆衛生学修士(専門職)
    順天堂大学医療看護学部卒業。
    順天堂大学医学部付属順天堂医院等を経て、株式会社PONO設立。開業保健師として、企業等の産業保健活動のコンサルタントや実務に従事。

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