令和2年(2020)人口動態統計(報告書)
この報告書は、令和2年(2020年)の人口動態統計についてまとめたものです。
人口動態統計は、出生、死亡、婚姻、離婚及び死産の5種類の「人口動態事象」について、その実態を明らかにするため、各種届書等から移記することによって調査されており、人口に関する基礎資料として活用されております。
人口動態調査結果の概要より
◯自然増減
令和2年(2020年)の自然増減数(出生数から死亡数を減じたもの)は△531,920人で、前年の△515,854人より16,066人減少し、自然増減率(人口千対)は△4.3で前年の△4.2より低下した。
◯出 生
令和2年(2020年)の出生数は840,835人で、前年の865,239人より24,404人減少し、出生率(人口千対)は6.8で前年の7.0より低下した。合計特殊出生率は1.33で前年の1.36より低下した。出生数を性別にみると男430,713人、女410,122人で、女を100とする出生性比は男105.0であり、昭和50年代後半からおおむね105台で推移している。
◯死 亡
令和2年(2020年)の死亡数は1,372,755人で、前年の1,381,093人より8,338人減少し、死亡率(人口千対)は11.1で前年の11.2より低下した。また、男の死亡数は706,834人、死亡率は11.8で、女の死亡数は665,921人、死亡率は10.5であった。
◯悪性新生物<腫瘍>の死亡率
死因順位第1位である悪性新生物<腫瘍>の主な部位別死亡率の年次推移を性別にみると、男は、「肺」が一貫して上昇を続け、平成5年(1993年)には「胃」を上回って第1位となり、引き続き上昇した。
女は、「大腸」が上昇を続け、平成15年(2003年)からは「胃」を上回って第1位となり、19年(2007年)には「肺」も「胃」を上回って第2位となり、引き続き上昇している。
参考情報
(厚生労働省/2022年12月27日)
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