関連資料・リリース情報
メンタル不調の影響は年間7.6兆円の生産性損失に
2025年07月03日
メンタル不調の影響、年間7.6兆円の生産性損失に--GDPの1.1%に相当と試算
働く人が「気分が沈む」「眠れない」といった心身の不調を抱えながら仕事を続けることで、日本全体では年間およそ7.6兆円の経済的な損失が生じていることが、横浜市立大学大学院国際マネジメント研究科の原 広司准教授と、産業医科大学産業生態科学研究所の永田 智久准教授との共同研究によって明らかになりました。
この損失額は日本のGDPの1.1%に相当し、精神疾患の医療費の7倍にも上ります。本研究は、全国2万7千人超の調査データをもとに、目に見えにくいメンタル不調の影響を金額で可視化したもので、企業や自治体が進める働く人の健康支援や今後の研究の発展にも大きな示唆を与えると期待されます。
(横浜市立大学/2025年 6月13日)
掲載記事・図表の無断転用を禁じます。©2009 - 2025 SOSHINSHA All Rights Reserved.
「産業保健」に関する資料・リリース
- 2025年09月18日
- 統計からみた我が国の高齢者
- 2025年09月18日
- 労働衛生のしおり 令和7年度
- 2025年09月18日
- 令和7年度における「アルコール関連問題啓発週間」の取組
- 2025年09月04日
- 日本産業保健法学会「広報 on HP」(第31号)
- 2025年09月04日
- 日本産業保健法学会「広報 on HP」(第30号)
「産業保健」に関するニュース
- 2025年09月18日
- 震災から時間が経ってからの「新たな社会的孤立」に陥る要因を分析-岩手医科大学らの研究チーム
- 2025年09月18日
- 東証プライム企業の人的資本開示を分析 育休取得率・女性管理職比率に改善、健康経営とDXがカギ
- 2025年09月11日
- 育児中の男女間でキャリア形成への影響に大きな差 内閣府が調査報告
- 2025年09月11日
- メンタルヘルス対策や高年齢労働者のための「労働災害防止対策」取り組み状況を明らかにー労働安全衛生調査(実態調査)
- 2025年09月03日
- 【厚労省】長時間労働監督指導の結果公表 違反率8割・4割超で違法残業