関連資料・リリース情報
「働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査 2022」結果
2023年04月13日
「働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査 2022」分析結果報告―パネル調査からみるワクチン接種、スキル形成、意識、ダブルケア―
このたび東京大学社会科学研究所の研究グループは、2007年から毎年実施している「働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査」の追跡調査と、2019年より新たに実施したリフレッシュサンプル調査の2022年調査結果をもとに、(1)新型コロナウイルスワクチン接種の有無とその影響、(2)「大人である」ことに対する意識の変容、(3)スキル形成機会のジェンダー差、(4)育児と介護のダブルケア、という4つの視点から分析を行いました。
最新の調査を含むデータを分析したところ、(1)新型コロナウイルスワクチン接種の有無は学歴や職業、働き方に規定されていること(2)「大人である」ための要件として、結婚して子どもを生み育てることについては重視されなくなった一方で、仕事を得て経済的に自立することを重視する傾向は根強いこと(3)職業訓練・研修と自発的におこなう学習・研修(自己啓発)の経験率は、2010年と2022年の約10年間で変わらず女性の方が低いこと(4)育児と介護の両方をしているダブルケアラーは2019年で1.36%、2021年で1.66%であり、ダブルケアラーの性別に着目すると約80%が女性であること等が明らかとなった。
(東京大学/2023年 3月29日)
掲載記事・図表の無断転用を禁じます。©2009 - 2025 SOSHINSHA All Rights Reserved.
「産業保健」に関する資料・リリース
- 2025年03月05日
- 「働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査 2024」分析結果報告―パネル調査からみる利他的行動、居住地域に関する意識、 介護の状況と影響、親の死別と経済状況―
- 2025年03月05日
- 仕事における孤独感が離職を増加させる ~6か月間のコホート研究により世界ではじめて関係を立証~
- 2025年03月03日
- 3月は「自殺対策強化月間」です
- 2025年02月19日
- 令和5年度 特定健診・特定保健指導の実施状況【速報版】
- 2025年02月17日
- 【全国生活習慣病予防月間2025】Web講演会「からだにやさしいお酒のたしなみ方」
「産業保健」に関するニュース
- 2025年03月03日
- ウォーキングなどの運動で肥満や高血圧など19種類の慢性疾患のリスクを減少 わずか5分の運動で認知症も予防
- 2025年03月03日
- 「玄米」で糖尿病を予防 食事では血糖値を上げにくい「低GI食品」を活用 新しい低GI米を開発
- 2025年03月03日
- 緑茶・コーヒーを飲むと認知機能の低下を予防できる? 日本人を長期追跡して調査
- 2025年03月03日
- 【高齢者の転倒を防止】高齢者のフラツキや不安定な歩行の原因を解明 筋肉の減少・低下やビタミンB不足など
- 2025年02月27日
- 「今後の労働安全衛生対策」建議、安衛法等一部改正案を「妥当」と答申 ーすべての事業場へのストレスチェック義務化などを盛り込む