「働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査 2022」結果
「働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査 2022」分析結果報告―パネル調査からみるワクチン接種、スキル形成、意識、ダブルケア―
このたび東京大学社会科学研究所の研究グループは、2007年から毎年実施している「働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査」の追跡調査と、2019年より新たに実施したリフレッシュサンプル調査の2022年調査結果をもとに、(1)新型コロナウイルスワクチン接種の有無とその影響、(2)「大人である」ことに対する意識の変容、(3)スキル形成機会のジェンダー差、(4)育児と介護のダブルケア、という4つの視点から分析を行いました。
最新の調査を含むデータを分析したところ、(1)新型コロナウイルスワクチン接種の有無は学歴や職業、働き方に規定されていること(2)「大人である」ための要件として、結婚して子どもを生み育てることについては重視されなくなった一方で、仕事を得て経済的に自立することを重視する傾向は根強いこと(3)職業訓練・研修と自発的におこなう学習・研修(自己啓発)の経験率は、2010年と2022年の約10年間で変わらず女性の方が低いこと(4)育児と介護の両方をしているダブルケアラーは2019年で1.36%、2021年で1.66%であり、ダブルケアラーの性別に着目すると約80%が女性であること等が明らかとなった。
(東京大学/2023年 3月29日)
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