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感染症発生動向調査に基づく妊娠中の女性における梅毒の届出、2022~2023年

感染症発生動向調査に基づく妊娠中の女性における梅毒の届出、2022~2023年

 感染症発生動向調査における梅毒の妊娠症例は、2022年、2023年ともに大幅に増加し、2023年は妊娠の有無に関する情報収集が開始された2019年以降最多であったことが、国立感染症研究所 感染症疫学センターの調査でわかりました。

 2022年には、過去2年間と比べて早期顕症梅毒(I期およびⅡ期)の症例数と割合がともに増加していたこと、受診行動や検査方針などの変化によるサーベイランスバイアスの影響を比較的受けにくい先天梅毒が2023年に著明に増加したことから、近年の妊娠症例数の増加は真の新規感染妊婦の増加であった可能性が考えられるとのことです。

(国立感染症研究所 感染症疫学センター/2024年 4月12日)

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