トピックス・レポート

心地よく働ける職場が業績を上げる!
「ウェルビーイング経営講座」シンポジウム

「ウェルビーイング経営講座」について

 キックオフシンポジウムでは、海原氏の基調講演を受けて、坂東氏をモデレータとして、幸福経営の第一人者である慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授・前野隆司氏、健康経営銘柄選定やフェムテックを推進する経済産業省経済産業政策局経済社会政策室室長の川村美穂氏によるパネルディスカッション「ウェルビーイングか利益か~これからの経営を考える~」が行われました。

 ディスカッションでは、海原氏の講演を受けて、高評価を受けたグローバル企業と日本の企業の違い、日本企業の幸福経営、健康経営銘柄企業の業績などが語られました。両氏とも「ウェルビーイング経営講座」の講師を務めます。

 さらに、講座では、職場でいきいきと働き続けるために必要な知識が、それぞれ我が国を代表する講師陣で提供される予定です。

 適応障害を防止するために必要なストレスからのレジリエンス能力について認知行動療法の視点から大野裕氏(認知行動療法・研修開発センター 理事長)、職場の感染リスク対策とダイバーシティについて感染症学の視点から岩田健太郎氏(神戸大学大学院医学研究科感染治療学 教授)、法教育の視点のハラスメント対策を今井秀智氏(リーガルパーク代表理事・東京農業大学客員 教授)、受動喫煙対策としての視点から村松博康氏(中央クリニック院長・日本生活習慣病予防協会理事)、アルコール依存予防の視点から樋口進氏(久里浜医療センター名誉院長・日本生活習慣病予防協会理事)、正しい医療へのアクセスの方法やがん患者の就労支援について勝俣範之氏(日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科 教授)、また職場の健康作り体制の整備について村上文氏(帝京大学法学部法律学科 教授)などの講義が行われます。

 また、海原氏の講座では、ウェルビーイング経営に必要な基礎的なストレスに関する知識の他、職場のコミュニケーションを上げるためのワークショップやポジティブサイコロジ―心理学をもちいたワークショップも予定されています。

 「ウェルビーイング経営講座」の受講対象は、企業経営者、管理職および管理職を目指す方、人事に関わる方、ウェルビーイングに関心のある方です。講座は短日のみでの受講も可能で、出席できなかった場合は後日動画視聴できます。申込期限は11月27日です。

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「一無、二少、三多(※)」のスローガンを掲げ、生活習慣病の予防、啓発を目的に、情報発信、企業との連携活動などを行っております。毎年2月を、全国生活習慣病予防月間とし、テーマを定め、講演会や関連団体、企業との協力関係のもと、全国的な啓発活動を行っています。
保健指導の現場でも役立つ、ポスター・リーフレット等の啓発資材配布などを行っています。
 ※一無:禁煙 二少:少食、少酒 三多:多動、多休、多接

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