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【連載更新】「ストレスチェック」でできること、できないこと

 連載「健康管理スタッフに大切なメンタルヘルス支援とは」(丸山 総一郎/神戸親和女子大学大学院教授)の第2回「ストレスチェック」でできること、できないことを公開しました。

No.2 「ストレスチェック」でできること、できないこと

 1. 産業ストレス対策のエビデンスと一次予防戦略

 「ストレスチェック」の導入は、前回紹介しました「ストレス学ハンドブック」のなかでも東京大学の川上憲人教授や北里大学の堤明純教授によって、エビデンスに基づいた産業保健活動と一次予防戦略の重要性を、よく理解した上で進めていかなければならないと強調されています。

 エビデンスに基づいた産業保健活動は、「科学的根拠に基づく医療(evidence-based medicine: EBM)」『ひとり一人の患者さんの治療過程において、現在入手可能な最強のエビデンスを良心的に、明示的に、かつ賢明に応用することである』とされ、産業保健専門職に求められています。大事な点は、根拠の水準で、表1の通り、高いIaから相対的には低いIVまであります。

表1 根拠に基づく医療(EBM)における根拠(エビデンス)の水準
(米国健康政策・研究局(AHCPR)による区分)


「ストレス学ハンドブック」(川上憲人 訳)より

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[保健指導リソースガイド編集部]
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