オピニオン/保健指導あれこれ
もっとよく知ろう健診機関
No.1 後悔しない健診機関の選び方
HSプランニング 代表、保健師
2012年12月19日

1.健診を受診する立場(社員や住民)に立ってみて
∼自分の健康について考える時間となりうるか、安心して健診が受けられるか∼
●気持ちよく受診できる環境∼自分の健康について考える時間となりうるか、安心して健診が受けられるか∼
清潔で、できるだけプライバシーの確保が図れる環境であることが重要です。健康に関する情報が掲示物などから得られたり、受診者が気分転換できる、ほっとする空間があればなお良いでしょう。スタッフの身だしなみや対応も重要なチェックポイントです。可能であれば、健診実施候補施設を一度実際に見学してみることをおすすめしますが、電話で確認するだけでもある程度の予想がつく場合もあります。 ●相談窓口や2次健診等の対応
診断結果についての問い合わせに対応可能か、再検査や精密検査が同じ機関で受診可能か、または提携先紹介先などのフォローが得られるか、フィルムやデータの貸し出しがスムーズか―。望めばきりがありませんが、何かトラブルが起きてから慌てるよりも、予めこれらの情報を得ておくとその後の対応策も事前に準備できます。
「もっとよく知ろう健診機関」もくじ
掲載記事・図表の無断転用を禁じます。©2009 - 2025 SOSHINSHA All Rights Reserved.
「健診・検診」に関するニュース
- 2025年06月17日
- 【厚労省】職域がん検診も市町村が一体管理へ 対策型検診の新項目はモデル事業で導入判断
- 2025年06月02日
- 肺がん検診ガイドライン19年ぶり改訂 重喫煙者に年1回の低線量CTを推奨【国立がん研究センター】
- 2025年05月20日
- 【調査報告】国民健康保険の保健事業を見直すロジックモデルを構築 ―特定健診・特定保健指導を起点にアウトカムを可視化
- 2025年05月16日
- 高齢者がスマホなどのデジタル技術を利用すると認知症予防に 高齢者がネットを使うと健診の受診率も改善
- 2025年05月16日
- 【高血圧の日】運輸業はとく高血圧や肥満が多い 健康増進を推進し検査値が改善 二次健診者数も減少