オピニオン/保健指導あれこれ
学校保健における「くすり教育」について ~今、「くすり教育」をいかに進めるか~
No.1 「くすり教育」の必要性と学校における教育
一般社団法人日本くすり教育研究所 代表理事
2013年07月25日
1-2 くすり教育の位置づけ
学校保健活動は、保健教育と保健管理からなっています。学習指導要領に「くすり教育」が導入されたことにより、保健教育では「健康な体と心」「けがや疾病の予防」などに続いて「くすりの正しい使い方」が系統的に教育されることとなりました。
一方、学校保健安全法に基づく保健管理では、学校薬剤師の職務として、健康相談、保健指導などがあげられています。児童・生徒が健康に毎日をすごすために、学校薬剤師のサポートを受けながら、セルフメディケーションの基盤づくりをする。このような「くすり教育」が行われることを推奨しています。具体的な内容などは、次回以降掲載します。
「学校保健における「くすり教育」について ~今、「くすり教育」をいかに進めるか~」もくじ
掲載記事・図表の無断転用を禁じます。©2009 - 2024 SOSHINSHA All Rights Reserved.
「学校保健」に関するニュース
- 2024年04月22日
- 運動が心血管疾患リスクを23%低下 ストレス耐性も高められる 毎日11分間のウォーキングでも効果が
- 2024年04月22日
- 職場や家庭で怒りを爆発させても得はない 怒りを効果的に抑える2つの方法 「アンガーマネジメント」のすすめ
- 2024年04月16日
- 塩分のとりすぎが高血圧や肥満の原因に 代替塩を使うと高血圧リスクは40%減少 日本人の減塩は優先課題
- 2024年04月15日
- 気候変動による気温上昇が健康リスクを上昇 脳卒中も増加 エアコンを使い高温に対策
- 2024年04月09日
- 子宮の日 もっと知ってほしい子宮頸がんワクチンのこと 予防啓発キャンペーンを展開