オピニオン/保健指導あれこれ
学校保健

学校保健における「くすり教育」について ~今、「くすり教育」をいかに進めるか~

一般社団法人日本くすり教育研究所 代表理事
加藤 哲太

平成24年度からの学習指導要領で、新しく中学校に「くすり教育」が加えられました。

これまでも高等学校で「くすり教育」が学習指導要領に盛り込まれていたにもかかわらず、必ずしも効果的な教育が行われていたとはいえない現状だと思います。

今回の学習指導要領改訂をチャンスとして、「くすりの正しい使い方の教育」が充実、発展していくことを期待しています。

学校保健における「くすり教育」は、児童・生徒が健康に毎日をすごすために、必須なものと考えます。

「くすり教育」のこれまでの経緯に、我々の活動も含め紹介していきます。

プロフィール

  • 加藤 哲太
  • 加藤 哲太
    一般社団法人日本くすり教育研究所 代表理事

    経 歴

    1947年、岐阜県生まれ。岐阜薬科大学卒業 薬学博士。元東京薬科大学薬学部教授

    専門分野

    衛生化学(食品衛生、環境衛生)、薬学教育(セルフメディケーションを実現できる薬剤師育成)、青少年くすり教育

    社会活動

    薬の正しい使い方やたばこの害、薬物乱用防止、アンチドーピングに関する講義、体験実習などを通じて、青少年の薬教育の拡大を目指す。

    日本学校保健会・医薬品の使い方に関する指導方法検討委員会・委員、認定NPO法人セルフメディケーション推進協議会 理事、東京都薬剤師会 学校保健委員会 委員、一般社団法人日本くすり教育研究所 代表

    著書/監修

    身体と健康シリーズ 知っておきたい「くすりの正しい使い方」自分の健康は自分で守ろう(少年写真新聞社)
    知の森絵本「なるほど!くすりの原料としくみ -基礎知識と正しい使い方-」(素朴社)
    今日からモノ知りシリーズ「トコトンやさしい薬の本」(日刊工業新聞社)
    知っておこう「くすりの使い方」(汐文社)

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