オピニオン/保健指導あれこれ
アルコール指導・減酒支援

企業におけるアルコール指導・減酒支援に対する産業医・保健指導スタッフによる取り組み

日本製鉄株式会社本社健康推進室
守田祐作、溝淵和美、吉田佳央

 提供  大塚製薬株式会社

 「お酒の飲み過ぎは健康には良くない」ことは知っていても「自分は大丈夫」と考え、気づかないうちにアルコール依存症の予備軍となっている人たちがいます。
 特にビジネスパーソンで就業後の飲酒が習慣化していたり、取引先との接待や職場の付き合いで飲酒の機会が多かったりする場合は、自身の飲酒量が増加していても自覚しにくいのではないでしょうか。

 世界保健機関(WHO)はアルコール依存症ではないものの、危険な飲酒や有害な飲酒をしている人たちには、短時間のカウンセリングを実施し、飲酒量を減らす減酒支援(簡易介入、ブリーフ・インターベンション)が有効だとしています。
 その対象者をスクリーニングするテストがアルコール使用障害同定テスト「AUDIT(オーディット)」(Alcohol Use Disorders Identification Testの略)です。
 このAUDITを健康診断などの際に実施し、飲酒量に問題がある従業員にアルコール指導や減酒支援をする取り組みが、日本製鉄株式会社本社(東京都千代田区)で実施されています。
 導入したプログラムは、減酒支援の研究で知られる国立病院機構肥前精神医療センター・杠(ゆずりは)岳文院長らのチームが開発したものです。

 その取り組みについて日本製鉄株式会社本社健康推進室の産業医・守田祐作先生と、保健師の吉田佳央さん・溝淵和美さんにお話を伺い、企業が従業員の減酒支援に取り組む意義や効果を探りました。

プロフィール

  • 守田祐作、溝淵和美、吉田佳央
  • 守田祐作、溝淵和美、吉田佳央
    日本製鉄株式会社本社健康推進室


    守田 祐作

    2013年4月より新日鐵住金(株)名古屋製鐵所 専属産業医
    2017年7月より現職(日本製鉄(株)本社健康推進室 専属産業医)
    ※2022年4月より日本製鉄(株)東日本製鉄所 鹿島地区 専属産業医
    労働衛生コンサルタント(保健衛生)、日本産業衛生指導医、社会医学系指導医、医学博士



    溝淵 和美

    病院勤務を経て産業保健に従事
    2020年より現職(日本製鉄(株)本社健康推進室)
    保健師



    吉田 佳央

    大学卒業後、病院勤務を経て産業保健に従事
    2016年より現職(日本製鉄(株)本社健康推進室)
    保健師

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