関連資料・リリース情報
特定健診の無償化で受診行動は促進されるが、受診格差は拡大する
2022年09月15日
特定健診の無償化で受診行動は促進されるが、受診格差は拡大する
生活習慣病予防策として、40-74歳を対象に地域や職域で特定健康診査(以下、特定健診)が実施されています。しかし、特に市区町村の国民健康保険(以下、国保)ではその受診率は低迷しています(全国で2019年度38.0%、2020年度33.7%)。受診率向上のために、特定健診にかかる自己負担額をゼロにする「無償化施策」を取る保険者は多いものの、その受診行動への影響は学術的には検討がなされていません。
村山洋史研究副部長をはじめとする研究チームは、神奈川県横浜市の国保受給者のデータを用い、特定健診無償化の効果を検証しました。この成果は、国際誌International Journal of Environmental Research and Public Healthに掲載されました。
(東京都健康長寿医療センター研究所/2022年 9月 1日)
掲載記事・図表の無断転用を禁じます。©2009 - 2025 SOSHINSHA All Rights Reserved.
「健診・検診」に関する資料・リリース
- 2025年09月01日
- ニュースレター『Obesity Report』 第13号を発行しました
- 2025年08月27日
- 「職場の健康診断実施強化月間」について
- 2025年08月14日
- 令和7年度保健師中央会議 資料
- 2025年08月12日
- 令和5年度 特定健診・特定保健指導の実施状況
- 2025年07月15日
- 「受診勧奨通知作成マニュアル 改訂第2版」を公開
「健診・検診」に関するニュース
- 2025年09月08日
- 隠れた脂肪の蓄積が心臓の老化を加速させる
- 2025年09月04日
- 令和4年度特定健診受診者「メタボ該当者」は14.8% 高齢層で高水準続く(健保連)
- 2025年08月25日
- 症状についてChatGPTに質問した時の回答はどのくらい正確か?
- 2025年08月21日
- 歯の本数が働き世代の栄養摂取に影響 広島大学が新知見を報告
- 2025年07月07日
- 子供や若者の生活習慣行動とウェルビーイングの関連を調査 小学校の独自の取り組みを通じた共同研究を開始 立教大学と東京都昭島市