関連資料・リリース情報

「2型糖尿病の薬物療法のアルゴリズム」を発表しました

「2型糖尿病の薬物療法のアルゴリズム」を発表しました

日本糖尿病学会は、肥満に起因するインスリン抵抗性主体の糖尿病が多くを占める欧米と異なり、日本人2型糖尿病は肥満と非肥満が半々で、インスリン分泌低下と抵抗性の程度が個人毎に異なっていること、熊本スタディやJ-DOIT3等の結果も踏まえて、血糖マネジメントこそ合併症抑制に重要であることから、個人毎の病態を考慮してどのクラスの糖尿病治療薬を使用するかを決定することを推奨してきました。

近年、NDBの解析により日本の2型糖尿病の初回処方の実態が実際に欧米とは大きく異なること、高齢者へのビグアナイド薬(メトホルミン)やSGLT2阻害薬投与に関する注意喚起が広く浸透していること、それに伴い高齢者にはDPP4阻害薬が選択される傾向が認められました(J Diabetes Investig 13: 280-291, 2022)。
一方で、初回処方にビグアナイド薬が一切使われない日本糖尿病学会非認定教育施設が38.2%も存在したことも明らかになり、2型糖尿病治療の適正化の一助となる薬物療法のアルゴリズムを作成しました。

「学会からのお知らせ」より

(日本糖尿病学会/2022年12月26日)

[保健指導リソースガイド編集部]

「行政・団体の関連資料」に関する資料・リリース

2025年01月30日
「女性活躍推進(男女間賃金差異の解消等)に関するアンケート調査結果」を公開
2025年01月30日
「ハラスメント防止対策に関するアンケート調査結果」を公開
2025年01月23日
労働政策審議会建議「今後の労働安全衛生対策について」を公表します
2025年01月20日
【1月31日まで】「産業保健に関わる保健師等の活動実態調査」の実施期間を延長しました
2025年01月16日
令和6年度健康危機における保健活動会議 資料

「行政・団体の関連資料」に関するニュース

2025年01月15日
「新しい認知症観」普及へ 希望を持って自分らしく暮らせる社会に『認知症施策推進基本計画』閣議決定
2024年12月25日
過去最少の野菜不足でも「改善するつもりはない」 睡眠不足も慢性的―令和5年「国民健康・栄養調査」より
2024年12月24日
最優秀賞は岐阜県飛騨市! 第13回「健康寿命をのばそう!アワード」生活習慣病予防分野
2024年12月17日
子宮頸がん検診で横浜市が自治体初の「HPV検査」導入70歳以上の精密検査無料化など、来年1月からがん対策強化へ
2024年11月26日
【中間とりまとめ】健診問診票に、女性特有の健康課題の項目追加へ 「労働安全衛生法に基づく一般健康診断の検査項目等に関する検討会」より
アルコールと保健指導
無料 メールマガジン 保健指導の最新情報を毎週配信
(木曜日・登録者11,000名)
登録者の内訳(職種)
  • 産業医 3%
  • 保健師 46%
  • 看護師 10%
  • 管理栄養士・栄養士 19%
  • その他 22%
登録はこちら

ページのトップへ戻る トップページへ ▶