ニュース

保健師として、低体重クリニックでの子育て支援の場で学んだこと

 連載「限りない看護の世界観の追求のなかで」(小此木 久美子/桐生大学医療保健学部看護学科 教授)の第4回を更新しました。
 第4回は、筆者が保健師としてどのように育ってきたかを「低体重クリニックという子育て支援の場」の事例で振り返っていきます。

低体重クリニックでの子育て支援の場で学んだこと
~わが子を可愛いと思えないことで悩む母親~

 保健所の低体重クリニックは子育て支援の場です。保健所と市町村の役割機能を調整しながら保健所の事業名から見ても保健活動の推移が読み取れます。

 今日では母子保健の実施主体は市町村に移譲されました。

 保健所の業務の変化の中で保健所保健師のスキルを学ぶ場は縮小していることに、こころを痛めているのは私ばかりではないと思っています。

 ある日、低体重クリニックに化粧で着飾っているが何とも疲れた顔をしている30代の母親が乳児をぎこちなく抱いて来所しました。私は乳児の顔をのぞきながら声をかけると、反応は弱々しく感情の乏しさが伝わってきました。

オピニオン「限りない看護の世界観の追求のなかで」
地域保健 トップページ

[保健指導リソースガイド編集部]
side_メルマガバナー

「地域保健」に関するニュース

2025年02月25日
【国際女性デー】女性と男性はストレスに対する反応が違う メンタルヘルス対策では性差も考慮したアプローチを
2025年02月25日
【国際女性デー】妊娠に関連する健康リスク 産後の検査が不十分 乳がん検診も 女性の「機会損失」は深刻
2025年02月25日
ストレスは「脂肪肝」のリスクを高める 肥満やメタボとも関連 孤独や社会的孤立も高リスク
2025年02月25日
緑茶を飲むと脂肪肝リスクが軽減 緑茶が脂肪燃焼を高める? 茶カテキンは新型コロナの予防にも役立つ可能性が
2025年02月17日
働く中高年世代の全年齢でBMIが増加 日本でも肥満者は今後も増加 協会けんぽの815万人のデータを解析
2025年02月17日
肥満やメタボの人に「不規則な生活」はなぜNG? 概日リズムが乱れて食べすぎに 太陽光を浴びて体内時計をリセット
2025年02月17日
中年期にウォーキングなどの運動を習慣にして認知症を予防 運動を50歳前にはじめると脳の健康を高められる
2025年02月17日
高齢になっても働き続けるのは心身の健康に良いと多くの人が実感 高齢者のウェルビーイングを高める施策
2025年02月10日
緑茶やコーヒーを飲む習慣は認知症リスクの低下と関連 朝にコーヒーを飲むと心血管疾患リスクも低下
2025年02月10日
[高血圧・肥満・喫煙・糖尿病]は日本人の寿命を縮める要因 4つがあると健康寿命が10年短縮
アルコールと保健指導
無料 メールマガジン 保健指導の最新情報を毎週配信
(木曜日・登録者11,000名)
登録者の内訳(職種)
  • 産業医 3%
  • 保健師 46%
  • 看護師 10%
  • 管理栄養士・栄養士 19%
  • その他 22%
登録はこちら

ページのトップへ戻る トップページへ ▶