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農林水産省が『みんなの食育白書―平成30年度―』を作成
2019年12月09日

健康寿命の延伸にはバランスの取れた食事が大切
『みんなの食育白書―平成30年度―』では「食育とは何か」を説明したのち、今年度のトピックとして、健康寿命(健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間)の延伸に食育の推進が役立つことを取り上げている。
例えば、平成28(2016)年の平均寿命は男性が80.98年、女性が87.14年だが、健康寿命は男性が72.14年、女性が74.79年。平均寿命は今後も伸びていく見込みで、2065年には男性が84.95年、女性が91.35年になる試算もあることから、同時に健康寿命も延ばしていくことが大事だとしている。

学校や地域など、各自が参考になる推進方法を紹介
またライフステージ別の現状として「乳幼児・児童・思春期」では、小学生で朝食を欠食する割合が「増加傾向にある」として、「朝食を食べない理由」についてのアンケート結果や、地域の協力を得て学校で朝食を提供している子ども食堂の事例を掲載している。

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