オピニオン/保健指導あれこれ
川崎市地域包括ケアシステム推進ビジョンの策定に関わって
No.2 管理職として関わる地域包括ケアシステム
公益社団法人 川崎市看護協会/保健師
2015年10月21日
地域包括ケア推進室の管理職としての取組
私は、昭和55年に川崎市に入職し、市内4ヵ所の保健所で保健師として地域保健業務を担当し、その後、平成17年度から健康福祉局内に異動し、介護認定係長、介護予防係長、平成21年度からは、介護保険課長、地域包括ケア推進室の担当部長に就任する中で第3期(平成18年度~20年度)から5期(24年度~26年度)までの介護保険事業計画・高齢者保健福祉計画の策定と運営、第6期計画の策定、地域包括ケアシステム推進ビジョンの策定に携わってきました。これらの経験と年数は、市における高齢者施策とそのあり方を、行政の内外とでしっかりと考え検討し合える、行動の糧となりました。
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第1回地域包括ケアシステム検討協議会
(2014年5月12日開催)
今後の取組
平成27年4月、兼任であった地域包括ケア推進室の室長も専任で配置され、私の後任は引き続き保健師が担っています。現在は、新体制で室長を中心に、策定したビジョンを上位概念として、平成30年3月末までに、それぞれの具体的な事業展開が図れるよう土台づくりを行うなど、地域包括ケアシステムの構築に向けた取り組みを着実に進めていると聞いています。
私は、あらためて、現在の所属部署の立場から、川崎市における地域包括ケアシステムの構築に向けた取り組みを進めていきたいと考えています。
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