子宮頸がんはワクチン接種で防げる HPVワクチンのキャッチアップ接種の期限が迫る 9月までに接種を開始する必要が
HPVワクチンを知ることが大切 未来の自分と大切な人を守るために
ほとんどの子宮頸がんは、HPV(ヒトパピローマウイルス)への感染が原因であり、HPVワクチンの接種により感染を防ぐことで罹患を予防できる。 子宮頸がんに、日本で年間に約1.1万人が罹患し、約2,900人が亡くなっている。また、25~40歳までの女性の子宮頸がんによる死亡は、がんでは2番目に多い。 しかし、HPVワクチンについて、どれくらいの人が知っているだろうか? 「HPVワクチンって何?」「よく分からないけど接種を受けた方がいいの?」といった疑問をもっている人も少なくない。 そこで厚生労働省は2023年に、HPVワクチンについて、接種対象者本人やその保護者の理解を調べるため、「HPVワクチンにおける理解度に関する調査」を実施した。 それによると、子宮頸がんについては、接種対象者本人の69%、保護者の91%が「知っている」「少し知っている」と回答した。 HPVは、性交渉の経験のある女性であれば、誰でも一生に一度は感染する可能性があることについて、「非常にそう思う」「そう思う」と回答したのは、対象者本人の37%、保護者の46%だった。 HPVワクチンについては、対象者本人の28%、保護者の9%が「知らない」と回答。さらに、1997~2005年度生まれの女性に対し、政府が公費で接種できる機会を提供していること(キャッチアップ接種)については、対象者本人(高校2年相当~1997年度生まれの女性)の53%、保護者(小学校6年~高校3年相当の娘の保護者)の26%が「知らない」と回答した。 HPVワクチンは、子宮頸がんを予防するのに有効であることについて、「そう思う」と回答したのは、対象者本人の48%、保護者の54%だった。また、公費で接種できるHPVワクチンで、50~70%の子宮頸がんが予防できることについて、「そう思う」と回答したのは、対象者本人の33%、保護者の47%だった。 HPVワクチンのリスクについて十分な情報がなく、接種する/させるかどうか決められないことについて尋ねたところ、接種対象者本人・保護者のそれぞれ51%が「そう思う」と回答した。さらに、接種することで以前報道で見たような健康被害が起きるのではないかと思っているかについては、対象者本人の38%、保護者の49%が「そう思う」と回答した。 関連情報9月までに接種を開始する必要が
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