No.3 人事労務担当との連携
勤務時間や勤務パターンを変更することにより、負担が軽減できないかを確認します。就労規則を基に利用できる会社の制度を把握します。実際に利用可能かどうか、利用条件の有無、利用の仕方、利用による査定・報酬上の取り決めなどを人事労務担当者に確認します。 必要に応じて、または本人の希望に応じて、人事労務担当者から本人への説明を依頼します。さらに、利用できる制度がない場合は、社員が安全に働くための制度について進言することもあります。 2. がんをもつ労働者の仕事内容、仕事のスケジュール、職場の状況について把握します
職場の上司・同僚から社員の仕事内容・スケジュールなどを聞き取ります。職場の負担が過度とならない方法で社員の勤務調整が可能となるかを検討します。同僚の負担が増えることも想定されますので、上司・同僚の不安や不満についても聞き取ることが大切です。 がんをもつ労働者にも治療の状況、スケジュール、現在の体調・体力、今後の見通しについて聞くとともに、生活状況についても、家庭生活を含め、丁寧に聞き取り、支援につなげていきます。 人事労務担当者との連携に関する2つのヒントを紹介しました。配置転換や勤務パターンの変更が、本人の今後のキャリアに影響を及ぼすことも多くあります。本人の希望、不安についても十分に聞き取り、納得して復職できる環境を整えることが大切です。配置転換を望まない場合、休職をするなどの措置を取る場合もあります。職場の状況により、選択肢は限られるため、本人の希望通りの配置となるとは限りませんが、まずは、本人の素直な希望を聞き取ることが大切です。
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