オピニオン/保健指導あれこれ
働く人のがん対策

がん治療を楽にする口腔ケア

静岡県立がんセンター 歯科口腔外科部長
百合草 健圭志
 がん治療を受けることになったら、歯科医にも相談しましょう!

 がん治療中には、口内炎を始め、口の乾燥や味覚障害など、さまざまな口のトラブルが起こることがあります。がん治療の影響で、口の中の環境が変わってしまうためです。口腔ケアで口の中の環境を整えることで、合併症のリスクを減らしたり、痛みなどの症状を軽くしたりすることができます。

 ここでは、治療開始前にやっておきたいケアについて紹介します。

■取材・文/及川夕子
メノポーズカウンセラーや健康食品コーディネーターなどの資格を生かし、美容・健康・医療分野を中心に、新聞、雑誌、WEBメディアなどで取材・執筆を行っている。 書籍の企画や編集、執筆も手掛ける。

プロフィール

  • 百合草 健圭志
  • 百合草 健圭志
    静岡県立がんセンター 歯科口腔外科部長
    2002年北海道大学歯学部卒、06年同大学院歯学研究科修了。同年、静岡がんセンター歯科医師レジデント。歯科口腔外科医長を経て、14年より現職。専門は口腔支持療法、がん患者の歯科治療。厚生労働省委託事業 がん診療医科歯科連携推進協議会委員、日本がん口腔支持療法学会 副理事長。近著に「口腔ケアでがん治療はグッと楽になる」(講談社)がある。
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