オピニオン/保健指導あれこれ
感染症対策

緊急事態宣言下で前進した特定保健指導のオンライン化と働き方 ―総合健康保険組合の取り組み―

デパート健康保険組合 保健事業部長
冨山紀代美

 健康保険組合は、主業務として要配慮個人情報を扱うことやその組織の体質などから、ICT化を推し進めることが容易ではなく、特に小売業を加入事業者の主とする総合型の当健康保険組合にとっては、より困難なことでした。

 その状況下で、特定保健指導等の保健事業をよい形で対象者に展開するには、また、圧倒的なマイノリティである私たち保健師たちが、効果的に仕事を進めるには、専門職として自分たちがより効率的に働ける場を作ることが大切であると考えました。
 そのためには「自ら動くことが大切」であること、つまり、与えられた環境に不平不満を唱えるのではなく、自らの力でよい環境を作り出すことに労力を使うべきだとの考えのもと、新型コロナウイルスが流行する以前から、少しずつリモートワークの体制を整えていました。

 あわせて、今回の新型コロナウイルス感染症の猛威はつらいことでしたが、緊急事態宣言は私たちの仕事や働き方を考え直す機会としては、必ずしも悪いことばかりではありませんでした。
 私たちは2020年度の2回の緊急事態宣言を、いままで遅々として進まなかったさまざまな分野の体制を一気呵成で整えられるチャンスととらえ、まずは①オンライン面談②リモートワークを取り入れながらの働き方の2つの点の確立を目指しました。

プロフィール

  • 冨山紀代美
  • 冨山紀代美
    デパート健康保険組合 保健事業部長

    経 歴

    行政保健師を経験後、大手食品会社の健康保険組合にて現在でいうコラボヘルスに従事。その後開業保健師となり、ガス・エネルギー会社や空港運輸会社を経て、デパート健康保険組合に。
    「中小企業と従業員がイキイキと働ける」ことを目指し、コラボヘルスに励む毎日。
    企業トップへは数字での提示も必須!と筑波大学で修士課程を取得。ねこが大好き。

    社会活動等

    東京都保険者協議会保健活動部会副部会長
    日本産業保健師会副会長 等

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