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「緑茶摂取と全死亡・主要死因死亡との関連について(JPHC)」
2015年05月08日
「緑茶摂取と全死亡・主要死因死亡との関連について(JPHC Study))」
(国立がん研究センター がん予防・検診研究センター/2015年5月7日)
緑茶を習慣的に摂取する群において、男女の全死亡リスク及び心疾患、男性の脳血管疾患及び呼吸器疾患による死亡リスクの減少が示された。
この研究は、緑茶摂取と全死亡リスクおよびがん、心疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患及び外因死を含む主要死因死亡リスクとの関連を調べ、その効果を検討することを目的としたもの。
研究開始時に緑茶を飲む頻度に関する質問への回答から、1日1杯未満、毎日1~2杯、毎日3~4杯、毎日5杯以上飲むという4つの群に分けて、その後の全死亡及びがん、心疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患、外因による死亡との関連を分析した。
解析の結果、緑茶を1日1杯未満飲む群を基準として比較した場合、1日5杯以上の群の全死亡リスクは、男性の全死亡0.87、女性の全死亡で0.83と低く、摂取量が増すにつれてリスクが下がる負の相関がみられました。
(国立がん研究センター がん予防・検診研究センター/2015年5月7日)
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