関連資料・リリース情報
「平成26年「国民健康・栄養調査」の結果」
2015年12月10日
「平成26年「国民健康・栄養調査」の結果」
(厚生労働省/2015年12月9日)
◆所得により生活習慣の状況に差、健診の未受診者で健康状態に課題◆
○ポイント
【所得と生活習慣等に関する状況】
・生活習慣等の状況について、所得の低い世帯では、所得の高い世帯と比較して、穀類の摂取量が多く野菜類や肉類の摂取量が少ない、習慣的に喫煙している者の割合が高い、健診の未受診者の割合が高い、歯の本数が20歯未満の者の割合が高いなど、世帯の所得の違いにより差がみられた。
【健診の受診に関する状況】
・健診を受診していない者では、健診を受診している者と比較して、男女ともに現在習慣的に喫煙している者の割合、運動習慣がない者の割合、血圧の平均値が高く、女性に関しては肥満者の割合も高かった。
【基本項目に関する状況】
・肥満者の割合、糖尿病が強く疑われる者の割合は、男女ともに増加せず推移し、収縮期血圧の平均値は経年的にみて男女ともに低下傾向にあるなど、生活習慣病の予防対策に一定の効果がみられている。
・一方で、喫煙している者の割合は平成22年以降男女とも減少しておらず、このうち、たばこをやめたいと思う者の割合が男性26.5%、女性38.2%にとどまるなど、引き続き対策が必要である。
(厚生労働省/2015年12月9日)
掲載記事・図表の無断転用を禁じます。©2009 - 2024 SOSHINSHA All Rights Reserved.
「健診・検診」に関する資料・リリース
- 2024年11月05日
- 「労働安全衛生法に基づく一般健康診断の検査項目等に関する検討会」の中間とりまとめ
- 2024年10月24日
- 健診で脂質異常を指摘されても医療機関を受診しない集団の特徴を解明
- 2024年09月05日
- 令和4年度 特定健診の「問診回答」に関する調査結果
- 2024年08月29日
- 令和4年「国民健康・栄養調査」の結果
- 2024年08月26日
- 「職場の健康診断実施強化月間」について
「健診・検診」に関するニュース
- 2024年11月18日
- インフルエンザ流行に備えて 「予防のための最善の方法はワクチン接種を受けること」と専門家は指摘
- 2024年11月18日
- 【新型コロナ】ワクチン接種を受けた人は罹患後症状の頻度が約半分に減少 ワクチンの効果は高い
- 2024年11月11日
- 「加熱式タバコ」もやはり危険 従来のタバコと同様に健康リスクが がん細胞の増殖を促進 細胞死も
- 2024年10月28日
- 大腸がん検査は40代から受けると効果が大きい 大腸がん検診は死亡リスクを大幅に減少 検査を受けることが大切
- 2024年10月28日
- 子供の肥満が世界で増加 過去30年で2倍に増えパンデミックに 子供たちと家族の健康な未来に向けた取り組みが必要