関連資料・リリース情報
2016年 国民健康・栄養調査の結果
2017年09月22日
2016年 国民健康・栄養調査の結果
(厚生労働省/2017年9月21日)
~体格及び生活習慣に関する状況は、依然として地域差あり~
○ポイント
糖尿病有病者と糖尿病予備群はいずれも約1,000万人と推計
・糖尿病が強く疑われる者(糖尿病有病者)、糖尿病の可能性を否定できない者(糖尿病予備群)はいずれも約1,000万人と推計。
・糖尿病予備群は、平成9年以降増加していたが、平成19年以降減少。
体格及び生活習慣に関する状況は、都道府県の上位群と下位群で有意な差
・体格(BMI)及び主な生活習慣の状況について、都道府県別に年齢調整を行い、高い方から低い方に4区分に分け、上位(上位25%)群と下位(下位25%)群の状況を比較した結果、BMI、野菜摂取量、食塩摂取量、歩数、現在習慣的に喫煙している者の割合(男性)で、それぞれ上位群と下位群の間に有意な差。(10頁:表3)
・平成24年調査と平成28年調査を比較したところ、都道府県の格差は、男性の野菜摂取量及び男女の食塩摂取量で縮小。
受動喫煙の機会は「飲食店」が最も高く4割超
・受動喫煙の機会を有する者の割合について場所別にみると、「飲食店」では42.2%と最も高く、次いで「遊技場」では34.4%、「職場」では30.9%。
高齢者の女性における低栄養傾向の者の割合は、この10年間で有意に増加
・65歳以上の高齢者の低栄養傾向(BMI≦20 kg/m2 )の割合は、男性12.8%、女性22.0%であり、この10年間でみると、女性では有意に増加。
(厚生労働省/2017年9月21日)
掲載記事・図表の無断転用を禁じます。©2009 - 2024 SOSHINSHA All Rights Reserved.
「健診・検診」に関する資料・リリース
- 2024年11月05日
- 「労働安全衛生法に基づく一般健康診断の検査項目等に関する検討会」の中間とりまとめ
- 2024年10月24日
- 健診で脂質異常を指摘されても医療機関を受診しない集団の特徴を解明
- 2024年09月05日
- 令和4年度 特定健診の「問診回答」に関する調査結果
- 2024年08月29日
- 令和4年「国民健康・栄養調査」の結果
- 2024年08月26日
- 「職場の健康診断実施強化月間」について
「健診・検診」に関するニュース
- 2024年10月28日
- 大腸がん検査は40代から受けると効果が大きい 大腸がん検診は死亡リスクを大幅に減少 検査を受けることが大切
- 2024年10月28日
- 子供の肥満が世界で増加 過去30年で2倍に増えパンデミックに 子供たちと家族の健康な未来に向けた取り組みが必要
- 2024年10月28日
- 「妊娠糖尿病」が増加 食事と運動に取り組めば予防・改善できる どの女性にもリスクが
- 2024年10月21日
- 健診で脂質異常を指摘されても医療機関を受診しない人の特徴は? ふだん医療機関と接点がない人が未受診の可能性 筑波大学
- 2024年10月15日
- スマホをいじる時間を1時間減らすだけでメンタルヘルスは改善 仕事への満足度も向上 スマホ依存は孤独や不安を高める?