関連資料・リリース情報

ムキムキを目指すだけが筋トレではない。筋トレで死亡・疾病リスクが減少 週30~60分を目安に

ムキムキを目指すだけが筋トレではない。筋トレで死亡・疾病リスクが減少 週30~60分を目安に

 東北大学大学院医学系研究科 運動学分野、早稲田大学、九州大学の研究グループは、これまで公表されている研究結果を網羅的に収集して分析した結果、筋トレを実施すると、総死亡・心血管疾患・がん・糖尿病のリスクは10〜17%低い値を示し、総死亡・心血管疾患・がんについては週30〜60分の範囲で最もリスクが低く、糖尿病は実施時間が長ければ長いほどリスクが低くなることを明らかにしました。
 さらに、筋トレの実施時間が週130~140分を超えると、総死亡・心血管疾患・がんに対する筋トレの好影響は認められなくなり、リスクは高い値を示したとのことです。

 本結果は筋トレの長期的な健康効果を示す一方、やりすぎるとかえって健康効果が得られなくなってしまう可能性を示唆する重要な知見です。

(東北大学/2022年 3月 1日)

[保健指導リソースガイド編集部]

「運動」に関する資料・リリース

2024年07月10日
第97回日本産業衛生学会報告:「働く人々の疲労リスク管理を考える:新版疲労蓄積度自己診断チェックリストの活用と展開」
2024年07月04日
特集コーナー『腎臓の健康道~つながって知る、人生100年のKidney Journey~』
2024年06月14日
「令和3年度 業態別にみた被保険者の健康状態に関する調査」 「令和4年度 特定健診・特定保健指導の実施状況【速報版】」
2024年05月02日
肥満症の予防・改善に活用できる「グッドウエイト手帳」
2024年04月17日
ニュースレター『Obesity Report』 第12号

「運動」に関するニュース

2024年07月16日
慢性腎臓病(CKD)は健康寿命を損なう要因 生活改善で重症化予防できる 「若い世代の認知は不十分」という調査結果
2024年07月16日
職場の「燃え尽き症候群」にこうして対策 警告サインを知り早期に介入 「マインドフルネス」を導入
2024年07月08日
自分の足や自転車を使う「アクティブ移動」のすすめ 運動量が増加 地球温暖化に対策しながら健康も改善
2024年07月04日
東京糖尿病療養指導士(東京CDE) 2024年度申込を受付中診療報酬改定により東京CDEは大きく期待される認定資格
2024年07月03日
「日焼け止め」のパラドックス 間違った塗り方をすると効果は半分以下に減ることが判明 日焼け止めの上手な使い方
アルコールと保健指導
無料 メールマガジン 保健指導の最新情報を毎週配信
(木曜日・登録者11,000名)
登録者の内訳(職種)
  • 産業医 3%
  • 保健師 46%
  • 看護師 10%
  • 管理栄養士・栄養士 19%
  • その他 22%
登録はこちら

ページのトップへ戻る トップページへ ▶