妊娠中血中代謝物による産後うつ症状の予測 -健やかな母子家庭環境を維持するために-
妊娠中血中代謝物による産後うつ症状の予測 -健やかな母子家庭環境を維持するために-
東北大学大学院医学系研究科の兪志前講師、富田博秋教授らのグループは、東北大学東北メディカル・メガバンク機構が実施している三世代コホート調査で得られた健常者および産後うつ症状を呈する母親の妊娠中後期、および産後の血漿中の代謝産物をガスクロマトグラフィー質量分析注7で網羅的に解析しました。
その結果、産後うつ症状を示す母親は、その兆候のない母親と比較して、妊娠中後期から産後1ヶ月時点までに血漿中の「クエン酸回路」に関連する代謝産物のプロファイルが異なっていることがわかりました。
さらに、機械学習を用いて、妊娠中後期における血漿中の代謝産物のプロファイルから産後うつ症状の予測を行ったところ、シトシンの減少およびエリトルロースの増加が産後うつ症状を予測するリスク因子として同定されたとのことです。
(東北大学/2022年12月12日)
本サイトに掲載されている記事・写真・図表の無断転載を禁じます。

