関連資料・リリース情報
妊娠中血中代謝物による産後うつ症状の予測 -健やかな母子家庭環境を維持するために-
2022年12月26日
妊娠中血中代謝物による産後うつ症状の予測 -健やかな母子家庭環境を維持するために-
東北大学大学院医学系研究科の兪志前講師、富田博秋教授らのグループは、東北大学東北メディカル・メガバンク機構が実施している三世代コホート調査で得られた健常者および産後うつ症状を呈する母親の妊娠中後期、および産後の血漿中の代謝産物をガスクロマトグラフィー質量分析注7で網羅的に解析しました。
その結果、産後うつ症状を示す母親は、その兆候のない母親と比較して、妊娠中後期から産後1ヶ月時点までに血漿中の「クエン酸回路」に関連する代謝産物のプロファイルが異なっていることがわかりました。
さらに、機械学習を用いて、妊娠中後期における血漿中の代謝産物のプロファイルから産後うつ症状の予測を行ったところ、シトシンの減少およびエリトルロースの増加が産後うつ症状を予測するリスク因子として同定されたとのことです。
(東北大学/2022年12月12日)
掲載記事・図表の無断転用を禁じます。©2009 - 2023 SOSHINSHA All Rights Reserved.
「母子保健」に関する資料・リリース
- 2023年02月06日
- 令和3年度 健保組合医療費の動向に関する調査
- 2023年02月02日
- 【2月4日 風しんの日】「アイデア募集!風しん抗体検査」
- 2023年01月31日
- 「全国生活習慣病予防月間」2023年のテーマは一無(無煙・禁煙)~Web講演会や生活習慣病予防啓発ポスターなど公開中~
- 2023年01月30日
- 令和3年度「喫煙環境に関する実態調査」の結果を公表します
- 2023年01月27日
- 第1回 今後の仕事と育児・介護の両立支援に関する研究会【配布資料】
「母子保健」に関するニュース
- 2023年02月07日
- 【新型コロナ】マスク着用によりインフルエンザも減った 人の多い所を避けることにも効果が
- 2023年01月31日
- 【新型コロナ】休校中に生活リズムが乱れた子供は睡眠時間が減少 夜型の生活をしている子供は要注意
- 2023年01月30日
- 男性が育児に参加すると子供の成長に良い影響が メンタルヘルス不調が減少 男性の育児参画が必要
- 2023年01月23日
- 「受動喫煙」の悪影響は子供や孫の代にまで引き継がれる 危険なのはタバコの煙だけではない
- 2023年01月20日
- 保健師など保健衛生に関わる方必携の手帳「2023年版保健指導ノート」
関連コンテンツ
最新ニュース
- 2023年02月07日
- 【新型コロナ】マスク着用によりインフルエンザも減った 人の多い所を避けることにも効果が
- 2023年02月07日
- 高齢者のフレイル予防のウォーキングは1日に何歩が必要? 高齢者の運動量の最適値を明らかに
- 2023年02月06日
- 「ガーデニング」で肥満・メタボを改善 野菜を食べられ運動にもなる メンタルヘルスも向上
- 2023年02月06日
- 運動に認知症の予防効果が 仲間とともに行う運動はより効果が高い 運動と社会交流を両立
- 2023年02月06日
- 肥満者向けの減量プログラムにお金を支給するインセンティブを付けると成功率は大幅に向上