ニュース

糖尿病医療に貢献するビジネスプランを募集するコンテストを開始

 MSDは、日本の糖尿病領域における医療課題を解決するビジネスプランを募集するコンテスト「ダイアビーティス イノベーション チャレンジ」(Diabetes Innovation Challenge)を開始した。
「Diabetes Innovation Challenge」の募集開始
 同コンテストは、糖尿病領域に特化した企画で、糖尿病の医療課題を解決するビジネスプランを募集し、日本の糖尿病治療への貢献および糖尿病患者のQOL向上を目指すもの。

 MSDは「Beyond the pill」をテーマに「医薬品提供の価値をより高めるとともに、医薬品提供にとどまらないサービスやソリューションの提供で社会に貢献する」ことを目指しており、同コンテストは、同社のヘルステックプログラム(スタートアップ企業向けビジネス開発支援プログラム)の取り組みのひとつ。

 糖尿病治療において重要なことは、早期診断、早期治療、そしてしっかりと治療を継続することだ。放置していると、自覚症状がないまま病状が進行し、糖尿病合併症が引き起こされる。健康診断による早期発見や早期の治療開始、運動、食事、服薬などによる糖尿病治療を患者が継続して行うことで、合併症の発症を防いだり、進行を遅らせることが可能になる。

 一方、国民健康・栄養調査によると、健康診断や人間ドックの未受診率は、男性約27.8%、女性約37.1%で、十分に早期発見できていない現状がある。さらに健康診断などで糖尿病または糖尿病予備群として診断された人の約4割が、医療機関へ再受診をせず治療を開始できていない。また、糖尿病薬物治療を開始したとしても、「経口血糖降下薬」の服薬継続率は半年後には53%程度まで下がるという報告がある。

 そこで、MSDは「Diabetes Innovation Challenge」で、『健康診断等の受診率の現状』『糖尿病が疑われている人の医療機関受診率の現状』『糖尿病薬の服薬アドヒアランス(服薬遵守)の現状』のうち、いずれかの医療課題を解決し、日本の糖尿病治療への貢献および糖尿病患者のQOL向上に繋がるビジネスプランを募集する。

「Diabetes Innovation Challenge(ダイアビーティスイノベーションチャレンジ)」
開催概要

コンテスト名Diabetes Innovation Challenge?糖尿病領域の医療課題に挑む?
コンテスト内容糖尿病領域における医療課題を解決するビジネスプランを募集し、日本の糖尿病治療への貢献および糖尿病患者のQOL向上を目指します。
応募期間2017年5月30日(火)~8月31日(木)
応募対象者学生、会社員、事業者、起業家など(授賞式でプレゼンテーションが可能な方)
※医療従事者は応募不可
課題テーマ以下の課題テーマ3つのうち、いずれか1つを解決するビジネスプランであること
 1. 健康診断等の検診受診率の向上
 2. 糖尿病が疑われている人の医療機関受診率の向上
 3. 糖尿病薬の服薬アドヒアランス(服薬遵守)不良の改善
審査・評価基準は、▽医療課題解決への貢献度、▽原因、要因分析能力、▽実現可能性、▽費用対効果、▽熱意、情熱、▽独創性、斬新性。
スケジュール募集開始 2017年5月30日(火)
ワークショップ(任意参加) 2017年6月24月(土)
書類審査期間 2017年9月~10月
最終審査会・授賞式 2017年11月11日(土)または11月18日(土)
最終審査会 書類審査で選ばれた方は、11月の最終審査会への参加が可能となり、審査員の前で、ビジネスプランの発表を行う。
審査員糖尿病専門医、Venture Capital代表、MSD執行役員など
主催「Diabetes Innovation Challenge」事務局(MSD株式会社)

最優秀賞・優秀賞受賞者には、今後のビジネス化へ向けた以下のサポートが提供される。
  1. MSDによるメンタリング提供(期間2~3か月)
    • ヘルスケア業界での経験が豊富なMSD社員によるメンタリングの実施
    • 医師や医療機関へのコンタクトチャネルの提供
    • ヘルスケア業界の専門的知識の提供および規制に対する正しい理解のための知識の提供
      例)「ヘルスケア業界の課題」「医療従事者や患者の視点や傾向」など
  2. その他支援
    • ニーズに合ったアイデアに対しては、審査員であるベンチャーキャピタルが保有している「経営ノウハウ」「人的ネットワーク」を活かした、経営の支援を受けられる可能性がある。
※コンテストの詳細は「Diabetes Innovation Challenge」ページで公開される予定。

▶ Diabetes Innovation Challenge(MSD)
[Terahata]

「健診・検診」に関するニュース

2021年12月21日
特定健診・保健指導の効果を10年間のNDBで検証 体重や血糖値が減少し一定の効果 ただし体重減少は5年後には減弱
2021年12月21日
【申込開始】今注目のナッジ理論、感染症に関する教材が新登場!遠隔指導ツールも新作追加! 保健指導・健康事業用「教材・備品カタログ2022年版」
2021年12月13日
【新型コロナ】ファイザーのワクチンの3回目接種はオミクロン株にも効く? 抗体価は半分に減るものの2回接種より25倍に増加
2021年12月09日
保健師など保健衛生に関わる方必携の手帳「2022年版保健指導ノート」
2021年11月16日
思春期に糖質を摂り過ぎると成長後にメンタルヘルスに悪影響が 単純糖質の摂り過ぎに注意が必要
2021年11月09日
【世界糖尿病デー】東京都「今日から始めよう!糖尿病予防」キャンペーン 都民の4人に1人は糖尿病かその予備群
2021年11月08日
肥満のある人・肥満のない人の両方に保健指導が必要 日本人4.7万人の特定健診データを解析
2021年11月02日
【新型コロナ】ワクチン接種はコロナ禍を終わらせるための重要なツール 50歳以上で健康やワクチンに対する意識が上昇
2021年11月02日
健診や医療機関で腎臓の検査を受けていない高齢男性は透析のリスクが高い 7万人弱を5年間調査
2021年10月26日
「特定健診受診率向上プロジェクト」を実施 大阪府と大阪府立大学看護学科が協働 特定健診の対象者に合わせた効果的な受診勧奨
DASHプログラム
無料 メールマガジン 保健指導の最新情報を毎週配信
(毎週木曜日)
登録者の内訳(職種)
  • 産業医 3%
  • 保健師 46%
  • 看護師 10%
  • 管理栄養士・栄養士 19%
  • その他 22%
登録はこちら ▶
ページのトップへ戻る トップページへ ▶