ニュース

厚生労働省が夏休み海外渡航における感染症予防を啓発

 夏休みに多くの人が海外へ渡航することが予想されることを受け、厚生労働省では海外で気を付ける感染症について情報提供しているホームページを更新。日本国内ではなじみのない感染症も多いことから、渡航先の情報を事前に確認し、感染症予防に対する意識向上を呼び掛けている。

 ホームページは「夏休みにおける海外での感染症予防について」として情報を集約。「海外での感染症予防のポイント」、「渡航の前に」、「渡航中及び帰国後に体調が悪くなったら」といった項目で注意喚起を行っている。

 このうち渡航前の注意喚起では、
▽厚生労働省や検疫所のホームページ、外務省の海外安全ページで、渡航先の感染症の発生状況について最新情報や注意事項を確認
▽渡航前にはこれまでに受けた予防接種について確認
▽予防接種が受けられる感染症は医師に相談し、感染予防を心がける
▽外務省が提供している海外安全情報サービス「たびレジ」に登録
 といった具体的な項目をあげている。

 また「海外で注意すべき感染症」として、蚊やマダニなどが媒介する感染症、動物からうつる感染症などについて海外での現状や予防方法について説明。

 水や食べ物による消化器系の感染症にかかる人も多いことから、手洗いをこまめにする▽生水は飲まない▽氷は避ける▽完全に火の通った食べ物を食べる▽サラダや生の野菜は避ける―といった注意喚起を行っている。

報道発表「夏休みの海外旅行では感染症に注意しましょう」(厚生労働省)
夏休みにおける海外での感染症予防について(厚生労働省)
[yoshioka]
side_メルマガバナー

「地域保健」に関するニュース

2025年08月21日
令和7年(1月~7月)の自殺者は11,143人 前年同期比で約10%減少(厚生労働省)
2025年08月21日
歯の本数が働き世代の栄養摂取に影響 広島大学が新知見を報告
2025年08月13日
小規模事業場と地域を支える保健師の役割―地域と職域のはざまをつなぐ支援活動の最前線―
【日本看護協会「産業保健に関わる保健師等の活動実態調査」】〈後編〉
2025年08月07日
世代別・性別ごとの「総患者数」を比較-「令和5年(2023)の患者調査」の結果より(日本生活習慣病予防協会)
2025年08月06日
産業保健師の実態と課題が明らかに―メンタルヘルス対応の最前線で奮闘も、非正規・単独配置など構造的課題も―
【日本看護協会「産業保健に関わる保健師等の活動実態調査」】〈前編〉
2025年07月28日
日本の「インターバル速歩」が世界で話題に 早歩きとゆっくり歩きを交互に メンタルヘルスも改善
2025年07月28日
肥満と糖尿病への積極的な対策を呼びかけ 中国の成人男性の半数が肥満・過体重 体重を減らしてリスク軽減
2025年07月28日
1日7000歩のウォーキングが肥満・がん・認知症・うつ病のリスクを大幅減少 完璧じゃなくて良い理由
2025年07月28日
【妊産婦を支援】妊娠時に頼れる人の数が産後うつを軽減 妊婦を支える社会環境とメンタルヘルスを調査
2025年07月22日
【大人の食育】企業や食品事業者などの取り組み事例を紹介 官民の連携・協働も必要 大人の食育プラットフォームを立ち上げ
アルコールと保健指導
無料 メールマガジン 保健指導の最新情報を毎週配信
(木曜日・登録者11,800名)
登録者の内訳(職種)
  • 医 師 3%
  • 保健師 47%
  • 看護師 11%
  • 管理栄養士・栄養士 19%
  • その他 20%
登録はこちら

ページのトップへ戻る トップページへ ▶