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職場での不妊治療への理解を推進 「不妊治療と仕事の両立支援のためのリーフレット」を作成(三重県)
2020年03月18日

不妊治療を正しく理解・応援する職場づくりが重要 働き方に柔軟性を
リーフレットでは、夫婦の5.5組に1組が不妊に悩んでいると言われる現状や、妊娠・出産には適齢があり、不妊治療の期限は限られていることなどについて解説。
不妊治療がどのように行われているのか、なぜ急な通院が必要になるのか、職場での理解が不足しているケースも多いことから、不妊治療の流れや体外受精のスケジュールについても詳しく説明している。
また、不妊治療を受けている人が様々な悩みや負担を抱えている点について、当事者アンケートの結果を紹介。
上司の理解がなく退職した、急な休みや早退が必要なことを理解してもらえず辛かった、などの声をふまえ、職場でできることは「不妊治療を正しく理解し、応援する職場の風土づくり」や「業務配分の見直しや通院しやすい勤務体制・フレックスタイム制度」、「プライバシーへの配慮」だとした。

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