オピニオン/保健指導あれこれ
予防医学領域での運動指導の紹介

No.1 人間ドックと連携した運動指導プログラムの紹介

(公財)神奈川県予防医学協会 健康運動指導士
小林 辰也
 2008年4月より、T社の節目健診時に健康に関する学習会を実施しています。

 この事業は節目健診として4年に1回、人間ドック基本項目をベースに、がんやメタボリックシンドロームに着目したオプション検査が付加された「ハイレベル健診」を行い、それとともに、同日午後から健康学習会が実施されるものです。学習会はトレーナー・管理栄養士が担当します。

 学習会の内容は、当日の健診データを見ながら身体状況を確認し生活習慣病、メタボリックシンドロームについて説明します。また2012年度からはタバコ、歯周病についての説明も加えました。

 食事編では食事バランスガイドを用い事前の食事調査結果に基づき食習慣について振り返り適切な摂取量やバランスなどについて考えます。料理カードを用い献立を考えたり、食品の成分表示についてはクイズ形式にするなど、午後の座学の学習会で眠くならない工夫をしています。


※図1:ライフコーダ(身体活動計)レポート
(画像をクリックすると、大きいサイズの
 画像を表示できます)
 運動編ではライフコーダ(身体活動計)レポート(※図1)から身体活動量・生活パターンを把握し、身体活動(生活活動・運動)についてさまざまポイントをアドバイスした後、歩行速度による運動強度・消費エネルギーの違いと効果的な筋力トレーニング、静的ストレッチについての実技を体験します。

 この運動編では主に身体を動かすことをメインに日常できるお腹周り引き締めの方法や、膝関節痛の予防など、実技内容は参加者のリクエストに応えながら決めています。

 この学習会の特色は、健康診断実施当日は1年の中で、身体状況や健康に関する意識レベルが最も高い時であり、そのタイミングで学習会を実施することは非常に有効的なアプローチ方法だと思われます。2012年11月現在で168開催830名が参加しています。

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