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「緑茶・コーヒー摂取と脳卒中発症との関連について」

「緑茶・コーヒー摂取と脳卒中発症との関連について」
(国立がん研究センターがん予防・検診研究センター予防研究部 多目的コホート(JPHC)研究/2013年3月15日)

〇ポイント
緑茶とコーヒーの摂取が多い群では脳卒中の発症リスクが低い

【緑茶を飲まない群を基準とした場合】
・循環器疾患と脳卒中は、毎日2-3杯と4杯以上の群の発症リスクが14%-20%低い
 
・脳梗塞は、日に4杯以上の群で14%低い
 
・脳出血については毎日1杯以上の群で22%-35%低い

 
【コーヒーを飲まない群を基準とした場合】
・循環器疾患と脳卒中は、週に3-6回、毎日1杯、毎日2杯以上飲む群の発症リスクが11%-20%低い
 
・脳梗塞は、週に1-2回以上の群で13-22%低い

 
【緑茶とコーヒーの摂取を組み合わせ】
・緑茶もコーヒーも飲まない群に比べ、緑茶を日に2杯以上またはコーヒーを日に1杯以上摂取する群で、循環器疾患、脳卒中、脳梗塞、脳出血の発症リスクが低い
 
〇結果
研究の結果、緑茶、コーヒーともに、多く摂取する群で脳卒中リスクの低下がみられたが、虚血性心疾患発症リスクとは有意な関連がみられなかった。

(国立がん研究センターがん予防・検診研究センター予防研究部 多目的コホート(JPHC)研究/2013年3月15日)

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