令和4年度 特定健診の「問診回答」に関する調査結果
このたび健康保険組合連合会は、令和 4 年度の特定健診受診者 400 万 6,893 人(496 組合)の特定健診データをもとに、特定健診における問診票 22 項目の回答状況についてとりまとめた「令和4年度 特定健診の「問診回答」に関する調査結果」を公開しました。
「調査結果のポイント」より
・「血圧を下げる薬」を使用している者の割合は、男性:20.9%、女性:11.4%で、年齢階層別にみると男女ともに 70-74 歳が最も高く、男性:49.6%、女性:37.3%となっている。
・ 「インスリン注射または血糖を下げる薬」を使用している者の割合は、男性:6.8%、女性:2.5%で、年齢階層別にみると男女ともに 70-74 歳が最も高く、男性:15.1%、女性:7.6%となっている。
・ 「コレステロールや中性脂肪を下げる薬」を使用している者の割合は、男性:13.7%、女性:10.4%で、年齢階層別にみると男女ともに 70-74 歳が最も高く、男性:28.9%、女性:35.4%となっている。
・「現在、たばこを習慣的に吸っている」者の割合は、男性:31.4%、女性:10.4%で、年齢階層別にみると男性では 40~49 歳:34.0%、女性では 45-49 歳:11.3%が最も高くなっている。
・ 「20 歳の時の体重から 10kg 以上増加している」者の割合は、男性:49.2%、女性:29.3%で、年齢階層別にみると男女ともに 50-54 歳が最も高く、男性:50.9%、女性:31.5%となっている。
・ 「1 回 30 分以上の軽く汗をかく運動を週 2 日以上、1 年以上実施している」者の割合は、男性:27.9%、女性:19.9%で、年齢階層別にみると男女ともに 70-74が最も高く、男性:44.4%、女性:39.4%となっている。
・ 「朝昼夕の 3 食以外に間食や甘い飲み物をとることが毎日ある」者の割合は、男性:12.6%、女性:32.3%で、年齢階層別にみると男女ともに 40-44 歳が最も高く、男性:16.4%、女性:36.4%となっている。
・「朝食を抜くことが週に 3 回以上ある」者の割合は、男性:24.3%、女性:16.4%で、年齢階層別にみると男女ともに 40-44 歳が最も高く、男性:32.1%、女性:20.0%となっている。
参考情報
(健康保険組合連合会/2024年 8月28日)
「特定保健指導」に関する資料・リリース
- 2025年02月19日
- 令和5年度 特定健診・特定保健指導の実施状況【速報版】
- 2025年02月17日
- 【全国生活習慣病予防月間2025】Web講演会「からだにやさしいお酒のたしなみ方」
- 2025年02月06日
- 高血圧、肥満、喫煙、糖尿病の影響で健康寿命が10年短縮! ~日本人を対象とした20年の追跡データから明らかになった健康リスク~
- 2024年12月26日
- 令和4年度「業態別にみた被保険者の健康状態に関する調査」の結果を公開
- 2024年11月29日
- 令和5年「国民健康・栄養調査」の結果
「特定保健指導」に関するニュース
- 2025年02月17日
- 働く中高年世代の全年齢でBMIが増加 日本でも肥満者は今後も増加 協会けんぽの815万人のデータを解析
- 2025年02月17日
- 肥満やメタボの人に「不規則な生活」はなぜNG? 概日リズムが乱れて食べすぎに 太陽光を浴びて体内時計をリセット
- 2025年02月17日
- 中年期にウォーキングなどの運動を習慣にして認知症を予防 運動を50歳前にはじめると脳の健康を高められる
- 2025年02月17日
- 高齢になっても働き続けるのは心身の健康に良いと多くの人が実感 高齢者のウェルビーイングを高める施策
- 2025年02月12日
- 肥満・メタボの割合が高いのは「建設業」 業態で健康状態に大きな差が 健保連「業態別にみた健康状態の調査分析」より