令和5年(2023)人口動態統計(報告書)
「まえがき」より
この報告書は、令和5年(2023年)の人口動態統計についてまとめたものです。
人口動態統計は、出生、死亡、婚姻、離婚及び死産の5種類の「人口動態事象」について、その実態を明らかにするため、各種届書等から移記することによって調査されており、人口に関する基礎資料として活用されております。この人口動態調査は、「戸籍法」制定の翌年の明治32年(1899年)から現在の近代的な人口動態統計制度として行われるようになりました。
「Ⅱ 人口動態調査結果の概要」より
自然増減
令和5年(2023年)の自然増減数(出生数から死亡数を減じたもの)は△848,728人で、前年の△798,291人より50,437人減少し、自然増減率(人口千対)は△7.0で前年の△6.5より低下した。
出 生
令和5年(2023年)の出生数は727,288人で、前年の770,759人より43,471人減少し、出生率(人口千対)は6.0で前年の6.3より低下した。合計特殊出生率は1.20で前年の1.26より低下した。出生数を性別にみると男372,603人、女354,685人で、女を100とする出生性比は男105.1であり、昭和50年代後半からおおむね105台で推移している。
死 亡
令和5年(2023年)の死亡数は1,576,016人で、前年の1,569,050人より6,966人増加し、死亡率(人口千対)は13.0で前年の12.9より上昇した。また、男の死亡数は802,536人、死亡率は13.6で、女の死亡数は773,480人、死亡率は12.4であった。
婚 姻
令和5年(2023年)の婚姻件数は474,741組で、前年の504,930組より30,189組減少し、婚姻率(人口千対)は3.9で前年の4.1より低下した。
(厚生労働省/2025年 3月26日)
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