ニュース
「7分間集中運動」で体力アップ いつでもどこでもできる運動
2013年05月16日
1日たった7分間の運動が、ランニングや筋力トレーニングと同等の効果をもたらす。この運動法は、米国スポーツ医学会の学会誌に発表された。
運動が健康増進に役立つことを理解していても、運動に取り組めないでいる人は多い。理由としては「時間がない」、「運動のやり方が分からない」が多い。 そこで、フロリダ州オーランドにある人間行動研究所の研究者が、手軽にどこでも取り組める「7分間集中運動」を考案した。運動は12種類あり、途中に休憩をはさみながら、全てを30秒ずつ行うプログラムになっている。 椅子や壁、床を使うだけで、特別な道具は必要ない。運動の順番は決められていないが、運動と運動の間に、必ず10秒間の休憩(インターバル)を入れることになっている。運動の強度は体力や体調に合わせて調整でき、無理な運動は省略もてきる。 「7分間集中運動」は次の12種類の運動で構成されている――
(1)ジャンプ → (2)壁座り →(3)プッシュアップ → (4)クランチ(腹筋運動) → (5)イスの昇降 → (6)スクワット → (7)プッシュアップ(三頭筋運動) →(8)プランク → (9)膝の上げ下げ → (10)ラウンジ → (11)腕のローテーション運動 →(12)サイド・プランク。

掲載記事・図表の無断転用を禁じます。©2009 - 2025 SOSHINSHA All Rights Reserved.


「特定保健指導」に関するニュース
- 2025年07月28日
- 日本の「インターバル速歩」が世界で話題に 早歩きとゆっくり歩きを交互に メンタルヘルスも改善
- 2025年07月28日
- 肥満と糖尿病への積極的な対策を呼びかけ 中国の成人男性の半数が肥満・過体重 体重を減らしてリスク軽減
- 2025年07月28日
- 1日7000歩のウォーキングが肥満・がん・認知症・うつ病のリスクを大幅減少 完璧じゃなくて良い理由
- 2025年07月28日
- 【妊産婦を支援】妊娠時に頼れる人の数が産後うつを軽減 妊婦を支える社会環境とメンタルヘルスを調査
- 2025年07月22日
- 【大人の食育】企業や食品事業者などの取り組み事例を紹介 官民の連携・協働も必要 大人の食育プラットフォームを立ち上げ
- 2025年07月22日
- 高齢者の社会参加を促すには「得より損」 ナッジを活用し関心を2倍に引き上げ 低コストで広く展開でき効果も高い 健康長寿医療センター
- 2025年07月18日
- 日本人労働者の3人に1人が仕事に影響する健康問題を経験 腰痛やメンタルヘルスなどが要因 働きながら生産性低下を防ぐ対策が必要
- 2025年07月18日
- 「サルコペニア」のリスクは40代から上昇 4つの方法で予防・改善 筋肉の減少を簡単に知る方法も
- 2025年07月14日
- 適度なアルコール摂取は健康的? 大量飲酒の習慣は悪影響をもたらす お酒との良い関係
- 2025年07月14日
- 暑い夏の運動は涼しい夕方や夜に ウォーキングなどの運動を夜に行うと睡眠の質は低下?